- 借入額 2000万円
- 借入期間 20年
- 変動金利
- 新規借入
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初期費用 |
計 600,000 円
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毎月返済額 | 毎月 87,803 円 | ||||||||||||
総費用 | 計 21,672,742 円 | ||||||||||||
変動金利 |
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0.525% |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
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保証料 | 無料 |
限度額 | 500万円~1億円 |
繰り上げ返済 | 無料 |
3年固定 | 0.39% |
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5年固定 | 1.4% |
10年固定 | 0.69% |
15年固定 | 2.35% |
20年固定 | 2.59% |
30年固定 | - |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
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保証料 | 無料 |
限度額 | 500万円~1億円 |
繰り上げ返済 | 無料 |
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初期費用 |
計 600,000 円
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毎月返済額 | 毎月 87,803 円 | ||||||||||||
総費用 | 計 21,672,742 円 | ||||||||||||
「三菱UFJネット住宅ローン[カブコム専用]」は、カブドットコム証券と、三菱UFJ銀行が共同で提供する住宅ローンです。証券会社が住宅ローンを販売していると聞くと「なんだか不安」と思う方もいると思いますが、きちんとした正式なサービスです。カブコム証券は窓口としての役割を担い、住宅ローンの手続きや審査といった中身は、三菱UFJ銀行の社員が行うことになっています。つまり、実質的に、三菱UFJ銀行の住宅ローンサービスのひとつとも言えます。
では、なぜこんなややこしい仕組みとなっているのでしょうか?
三菱UFJ銀行は、日本の3大メガバンクのひとつに数えられ、そのなかでもトップに位置する、いわば日本最大の銀行です。もちろん三菱UFJ銀行も住宅ローンサービスを自前で提供しているのですが、ネット銀行のシェア拡大や金利引き下げ競争に、実質抵抗できていないというのが現状です。
ネット銀行はほとんどの手続きをインターネット経由でしますから、相談窓口や受付のための店舗を持つ必要がなく、人件費なども大幅に削減することができます。このため、ネット銀行は従来の店舗を構える銀行よりも、格段に低い金利で住宅ローンを提供することができます。数年前までは、ネットで住宅ローンを組むなんて不安だ、という声も多かったのですが、今やネットなくして生活が成り立たないという社会です。住宅ローンもネット経由で申し込むことが当たり前になっています。
日本最大手の三菱UFJ銀行とはいえ、高い金利のままではお客さんが離れる一方ですから、ネット銀行サービスを始めるのは自然な流れです。とはいえ、既に顧客を膨大に抱えている関係上、既存のサービスの金利や内容を大幅に変えることは難しかったのです。急に金利が下がったり、手数料が安くなったりしたら、以前の条件で借りた人からのクレームが殺到してしまいます。このため、別の企業が窓口となって新しいサービスを始めるという建前で、三菱UFJネット住宅ローン[カブコム専用]が生まれたのです。
これは特に珍しい手法でもありません。三菱UFJ銀行はこれがはじめてではなく、電話会社のauと共同で「じぶん銀行」というネット銀行を設立している実績があります。また、メガバンクのうちのひとつの三井住友銀行は「住信SBIネット銀行」というネット銀行から、ネット専用の住宅ローンサービスを提供しています。
カブコム専用住宅ローンは、大手銀行・ネットバンクの中でも変動金利がトップクラスの低金利です。固定金利のプランも持っていますが、現状では金利が高すぎるので、固定金利を検討している方は別の銀行で借りましょう。
サービス内容も、保証料不要、団信無料、一部繰り上げ返済無料、来店不要、と他ネット銀行と同等のプランとなっています。ただし、三菱UFJ銀行では必要であった保証料が無料となっている代わりに、事務手数料が2.2%かかるようになっているので注意が必要です。総合的に見ると、他ネット銀行のサービスプランをそのまま移植したといった感じですね。
「ネット銀行の低金利」と「メガバンクの安心感」のいいとこどりをした住宅ローンといえます。
他銀行との比較ポイントは、メガバンクによる長所・短所です。住宅ローンの申し込み窓口は、カブコム証券が受け付けていますが、実際のサービスは三菱UFJ銀行の住宅ローンそのままです。住宅ローンの審査や契約手続き、サポートは三菱UFJ銀行のスタッフが行います。
メガバンクのスタッフが業務を執り行うので、信頼感は抜群ですし、返済中のサポートも三菱UFJ銀行のスタッフが担当となってくれるので、安心です。ネット銀行のデメリットである「不安」がないので、とても借りやすいです。
一方で、やはり金利が低いこととメガバンクであることで、住宅ローンの審査がやや厳しいという印象です。ただ、大手メガバンクということで、勤め先の会社が三菱UFJ銀行を利用している、取引先であるということも非常に多く、審査を有利に進められ、メリットになる場合もあります。カブコム専用住宅ローンは、他ネット銀行と比較すると、手続きにやや時間がかかる印象です。スケジュールに余裕がないという方は、大手ならではの「動きの鈍さ」がネックとなるかもしれません。
今借りている住宅ローンの返済額を下げたいという人は、変動金利の安さを生かした借り換えがおすすめです。カブコム専用住宅ローンの固定金利はけして安いとはいえないので、変動金利で短期間に返してしまうという人に最適です。
【借り換えでお得になるケース】
住宅ローンはこの十数年で大きく金利が下がっています。十年以上前に住宅ローンを借り、返済中という方のほとんどの方が借り換えでお得になるのではないでしょうか。特に固定金利で借りている方は、変動金利に乗り換えることで大幅な返済額の削減をすることができます。
現在の残返済総額 : 借り換え後総返済額 + 借り換え手数料
ただし、借り換えは、再度住宅ローンを組みなおすことになるので、手数料の支払いが発生します。現在の残返済総額と、借り換え後の総返済額+借り換え手数料を比較して、安いプランを選びましょう。