2017年トランプ相場の行く末と住宅ローン金利予想

新大統領トランプ氏が誕生によって、アメリカの株価は急激に高騰しています。

「トランプ相場」「トランプノミクス」とも呼ばれ、その影響は日本にも波及しています。トランプ大統領の誕生からはじまり、2017年は日経平均株価が急上昇しています。

今後のトランプ相場の行く末は?日本の景気回復は起こるの?そして、2017年住宅ローン金利への影響を予想・解説していきます!

住宅ローンと株価の関係

住宅ローンの金利は景気に大きく影響されます。景気が良くなると住宅ローン金利は上がり、不況時は住宅ローン金利が下がります。

株価と住宅ローン金利には、切っても切れない関係があります。まずは、住宅ローン金利がどのように決められているのかを知りましょう。

住宅ローンの金利は、2つの指標によって決められています。

  • 変動金利:政策金利
  • 固定金利:日本国債の利率
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変動金利は政策金利と連動

住宅ローンの変動金利は、日本政府が決める政策金利と連動しています。

政策金利が高くなると、住宅ローンの金利も上がります。逆に政策金利が下がると、住宅ローン金利も安くなります。

現在の政策金利はというと、0.1%となっています。

政策金利は、2009年ごろから全く変わっていないことがグラフからわかります。つまり、この10年あまりの間、変動金利は変わっていません。

政策金利が上下するのはどんな時なのでしょうか?

政策金利は、国が独断で決定します。その基準は、簡単に言うと、景気が良くなれば政策金利を上げ、景気が悪い時は下げます。

政策金利は住宅ローンだけではなく、企業向けの融資など全ての金利の基準になっています。景気が悪い時は金利を下げて融資を安くできるようにし、景気を回復させようとします。一方で、景気が良すぎると、政策金利を上げてインフレを止めようとします。

  • インフレ:政策金利が上がる・変動金利が上がる
  • デフレ:政策金利が下がる・変動金利が下がる

固定金利は日本国債と連動

住宅ローンの固定金利は、日本国債の利率と連動しています。

日本国債の利率が上がると住宅ローン金利が上がり、日本国債のり率が下がると住宅ローンも安くなります。

では、日本国債の利率はどのように動くのでしょうか?

日本国債も景気の善し悪しに大きく影響されます。日本国債は「安全資産」と呼ばれており、景気が悪くなると購入者が増えます。ただし日本国債は株や不動産などと比較すると利益が取りづらいため、景気の良い時は人気がありません。

景気が悪い時は日本国債が買われて利率が下がります。逆に景気の良い時は、日本国債が売られて利率が上がります。

つまり住宅ローンの固定金利は、不況時は下がり、好景気では上がります。

  • 好景気:国債の利率が上がる・固定金利が上がる
  • 不況時:国債の利率が下がる・固定金利が下がる

2017年は株価暴落の年

住宅ローンの予想は、景気の善し悪しで測る事ができます。景気が良い時は住宅ローン金利が上がり、景気が悪くなると住宅ローン金利が下がります。

それでは、今後の日本の景気の行く末はどうなるのでしょうか?

既に好景気のピークは過ぎている

まずは、現状の把握からしていきましょう。結論から言うと、残念ながら現在の日本は好景気のピークを過ぎた状態です。

上の図は、日経平均株価の推移グラフです。2012年末からアベノミクスによって急騰した株価は、2015年末をピークに下降傾向に転じました。

まずは赤いラインに注目してください。2000年ごろのITバブルのピーク時と、2015年のピークがほとんど同じです。株のトレードではこのように、過去のラインを意識した動きを取ることが多いです。

続いて緑のラインを見てください。これは、トレンドラインと呼ばれており、株価の上昇傾向を表します。ポイントは、2016年に緑のラインを下回ったところです。それまではアベノミクスの勢いによって、緑のラインを下回ることはありませんでした。

しかし、一度緑のラインを下回ると、株価は急激に転落していきました。

アベノミクスは2015年をピークとして、現在は下落傾向になっていると言えます。

トランプ相場は一時的か

アメリカのトランプ大統領の誕生によって、景気は再上昇に転じました。しかし、その勢いは衰えつつあります。

その証拠として、株価の上昇が2015年のピーク時に達しませんでした。赤いラインに注目すると、2017年のトランプ相場は2006年頃のピーク時と同程度で上げ渋っています。

そもそも、トランプ相場とは、トランプ大統領が選挙戦で発言していた、景気対策への期待によって急上昇したものです。大幅な法人税の減税によって、企業の業績が上がることを期待した投資家が増え、株価の上昇に繋がりました。

しかし、現在ではまだトランプ大統領は具体的な減税に動いておらず、投資家の不信が募り始めています。少なくとも2016年よりは株価が上がっており利益はでているので、今のうちに売っておこうという人が増えているのです。

今後は2017年~2018年にかけて緑のラインで株価の下落が進む可能性が非常に高いです。

2017年住宅ローン金利はどこまで下がる?

現在の株価の下落がこのまま続けば、住宅ローンの金利も低下していくことになるでしょう。

不景気は喜ばしいことではありませんが、住宅ローン金利が下がるのであれば嬉しいですね。ただし今後は、金利は低下傾向ではありますが、大きな下落は難しそうです。

最低
変動金利 0.47%
固定金利(35年) 0.95%

変動金利は、現在はすでに過去最低金利で推移しています。これよりも下がることは難しいでしょう。

固定金利は、フラット35の21年以上プランで0.95%ほどまで下がる余地がありそうです。ただし、固定金利もすでに非常に安くなっており、低加速度はとても遅いです。

アベノミクスで住宅ローン金利が上がらなかった

アベノミクスによって株価は急上昇し、日本中が好景気で賑わっている・・・というのは表面的な話です。

たしかに、株価は上がっておりますが、好景気を実感している方はどれほどいるでしょうか?世間は好景気と騒いでいるけれど、お給料は全く上がっていないという方がほとんどではないでしょうか?

これは単なる体感ではなく、データ上でもはっきりと現れています。

冒頭でも紹介しましたが、景気が良くなりインフレすれば国は政策金利を上げようとします。しかし、実際には政策金利は2009年に引き下げられてからまったく変わっていません。つまり、株価は上がっているものの、政府はまだ景気が回復していないと判断しているわけです。

その結果として、住宅ローン金利は株価の上昇と逆行して、金利を下げ続けています。

そもそもアベノミクスでは住宅ローン金利は上がっていませんでしたから、株価の暴落が起こっても、住宅ローン金利はあまり下がらないのです。

日銀が国債を持ちすぎている

株価が暴落すれば、日本国債が大量に買われることになるでしょう。すると理論的には、住宅ローン金利も下がるはずです。

しかし、現在の日銀の国債保有率を加味すると、その可能性が低くなります。

日銀は、日本国債の約4割を保有しています。その金額は400兆円にも達します。

日銀は、アベノミクスやトランプ相場で売られ続けた国債を、すべて買い続け金利が上がらないようにしていました。株価が上昇し好景気になっても住宅ローンの固定金利が上がらなかったのはこのおかげです。

しかし今後、株価が下落した場合は逆のことが起こります。国債の購入が増えても、日銀が溜め込んだ国債が放出されるだけなので、金利が下がりません。

景気ニュースはどこまで本当?

株価が上昇中!景気が上がっている!というニュースを見かけても、すべて真に受けてしまうと危険です。

例えば、政治家は絶対に景気が悪くなっていると認めません。景気の後退を認めれば、支持率の低下に繋がり選挙での敗退を意味します。最近では、すっかりアベノミクスの話題は取り上げられなくなりましたよね。

また、ネットニュースにも疑わしい記事が多いです。特に証券会社が手がけているニュース記事は要注意です。

証券会社は、株取引の手数料で稼いでいます。不景気になり株取引が減ると、証券会社は儲けが減ってしまうことになります。このため、証券会社はどんな状況でも「株価が上がる!」といい続けます。

株価が下がれば安い今が買い時だと言い、株価が上がれば儲け時だと煽ります。

トランプ相場で株価が上がっていても、実際の経済はその期待に追いついていません。今後は景気が後退していく可能性が高いでしょう。

住宅ローンはいつ借りるべき?

それでは、住宅ローンはいつ借りるべきなのでしょうか?

景気が低下傾向ならば、住宅ローン金利が下がるのを待つべきでしょうか?

  • 急いでいる方は今借りるべき
  • 待てる方は様子見が吉

景気は低下傾向にありますが、まだ完全に下落しているわけではありません。低下スイッチがはいるまでは、もうしばらく時間がかかりそうです。

また、株価が下落しても、住宅ローンの金利はすでに下がりきっているため、低下速度は非常に遅いと予想されます。

引っ越しの予定がせまっており、2,3ヶ月以内に決めないといけない、という方はすぐに借りてしまっても良いでしょう。短期間で住宅ローン金利が大きく下がる可能性は低いです。

一方で、まだ物件選びの途中で、スケジュールに余裕があるという方は、住宅ローン金利が下がってくるまでじっくり待つことができます。特に固定金利で借りようと検討している方は、はじめに借りた金利がずっと続くことになりますので、借り入れ時期はとても重要です。

当サイトでは毎月、翌月の住宅ローン金利予想をしておりますので、そちらも参考にしてください!

長期返済ならフラット35

新しくマイホームを購入する人、固定金利で借り換えたいという方は、長期固定金利が安く借りられるフラット35がお勧めです。

目安として、20年以上の返済期間になる方は固定金利がおすすめです。

通常の住宅ローンの固定金利と比較すると、0.3~0.7%も金利が違います。固定金利は借りた際の金利がずっと続くため「いつ借りるか」が非常に大切です。マイナス金利の影響で、住宅ローン金利が下がっている今は、フラット35の借り入れがしやすい時期になっています!

ただし、フラット35では団信は任意加入のため、団信を利用する際は0.2%の金利上乗せとなります。八大疾病団信をつけるとさらに0.3%追加と、通常プランと変わらなくなってしまうこともあります。金利はもちろん、保証料、保険料、事務手数料などの総返済額でプランを決めましょう。

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住宅ローンの金利の適用は、契約時ではなく融資が行われた月の金利です。上の図の場合、申し込みは1月にしていますが、融資が行われたのは2月なので、2月の金利が適用されます。住宅ローンは申し込み手続きや審査などで1ヶ月くらいはかかります。申し込みと手続きをできるだけ早く進めておきましょう!

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イオン銀行

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景気上昇は金利が上がる

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景気後退は金利が下がる

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政府の政策によって大きな変動は起こりづらい

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