結局どの金利タイプを選べば良いの?
3つのポイントを押さえれば分かる金利タイプの特徴
住宅ローンには色んな種類がありますよね。各銀行、色んなプランを展開しています。だからこそ、わかりにくい!そんなこともあるかもしれません。
特に日本の住宅ローン金利は今おトクなんです。なぜなら、日銀の大規模な金融緩和政策により、金利が〇%に近い!!とはいっても、ゼロではないのでご注意を……。
今回は数ある住宅ローンの中から、どのような金利タイプを選べばベストなのか?その仕組み、そしてメリットやデメリットについてを徹底解説!早速秘密に迫りましょう!
金利タイプにはどんな種類があるの?
住宅ローンを借りる際、もちろんタダで借りれるわけではありません。当然、利子を載せて返す必要があります。その利子の割合が金利です。金利によって、返す額は変わってきます。
たとえば、4,000万円の住宅を金利3%で35年ローンで借りた場合、総返済額はいくらになると思いますか?実は6,500万円。高いですね~。2,500万円も上乗せして返さないとならないのです。その分金利は気になりますね。しっかり吟味しましょう♪
さて、住宅ローンの金利タイプには大きくわけて3つがあると言われています!
- (1)変動金利
- (2)当初固定金利
- (3)全期間固定金利
この3つです。
もちろん、それぞれにメリットデメリットがあり、返済計画の違いがあります。それぞれを見ていきましょう~!
え~と、変動金利って何?
住宅ローンの基本は35年で借りたローンを35年かけて返すことではありません。実を言うと、ガンガン返せるときに返したほうが、結局お得なんです。長期になればなるほど、返済額は高くなり、結局を損をした気分に……。
そんな中、変動金利は便利。変動金利は各住宅ローンの代表的な金利タイプです。もっとも金利が低く、ガンガン返す方にはオススメ!
金利は1年に2回見直され、さらに返済額は5年に1度見直されます。もちろん、世間の金利上昇の流れをもろに受けるタイプなので、金利の変動が著しいです。しかし、5年に1度の見直しでは多くの銀行では金利が上昇したとしても、返済額が以前の1.25倍以内というルールを設けているのでご安心を……。
<メリット>
- ○とにかく金利が安い
- ○返済中に金利水準が下がると、返済額が減る
- ○短期間でローンを返済できる可能性がある
<デメリット>
- ○返済中に金利の水準が上がると返済額は増加する
- ○住宅ローンを組んだ時点で、総返済額がわからない。
- ○半年ごとの金利上昇幅は無制限。金利が上がると元本が減らない可能性もあり!!
変動金利がオススメの人は、借入額が少なく、短期で返せる人。おおよその目安は20年以内で完済できる人でしょうか?また、変動金利は金利が増減するので、安い時にどんどん返したほうが恩恵を受けやすいです。
その点を鑑みて、変動金利を選びましょう~!
当初固定金利ってどんな金利プラン?
なんだかわかりにくい名前ですね。当初って一体何なんでしょう?
これは一般的に固定金利期間選択型とも呼ばれています。簡単に言うと、借入から2年、3年、5年、10年、15年。決まった年数は、金利が固定されるという金利プランです。
え、では決まった年数が終わった後はどうなるの?当然の疑問ですね。規定の期間が終わった場合、変動金利を選択するか、あるいは、再度固定金利にするか、自由に選択することが可能です。
金利プランは固定期間が短いほど、金利が安くなり、長くなるほど、金利は高くなります。一定期間は返済額が固定され、その後、自由に金利プランを選ぶことが出来る。それが当初固定金利です。
計画的にある程度は固定金利で返し、その後は自分のペースにあわせて返済計画を変更できます。
<メリット>
- ○当初選んだ期間の金利が確定する。
- ○計画的に返済しやすい
- ○固定期間を短くすると、金利が非常に安くなる。(なんと0.5%前後)
<デメリット>
- ○借入時に返済額が確定しない
- ○当初期間を長くするほど金利が高くなる
- ○固定期間終了後、金利が上がっていれば、その分返済額が膨らむ
当初の固定金利の期間を長くするほど、一般的な全期間固定ローンと変わらなくなるので、ローンの借入費用は、他の条件の金利プランを比べてみることが大事!!
最後は全期間固定ローン!
名前でなんとくなく想像つくと思いますが、こちらは住宅ローンを借入時の金利が返済中ずっと続くローンです。
1番堅実な返し方に見えますが、金利がずっと固定な分、金利が高い。 金融緩和制作中の日本では、すこしもったいない借り方にも思えますが、返済計画が立てやすいタイプ。有名なのは『フラット35』という全期間固定ローン。住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した、長期の住宅ローンです。
<メリット>
- ○毎月の支払額が固定される。また、総返済額も分かる
- ○ライフプランが建てやすく、家計管理がしやすい
- ○長期によって借りれるので、月の返済額が楽になる
<デメリット>
- ○変動金利に比べて金利が高い
- ○長期に渡って返済計画を練る必要がある
- ○低金利という恩恵を受けずらい
賢く堅実に返済計画を立てる方には向いている金利プランです。なんといっても、借入時に総返済額が分かるのはありがたいことですね。
まとめ
一通り、3つのプランを紹介してきましたが、実はこれだけではないのです。ご紹介した3つのプランを自由に組み合わせて返済できる、『ミックスプラン』というものもあるのです。いずれにしても、しっかりと自分の資金や返済計画と相談をし、納得のいくプランを立てましょう!
長期返済ならフラット35
新しくマイホームを購入する人、固定金利で借り換えたいという方は、長期固定金利が安く借りられるフラット35がお勧めです。
目安として、20年以上の返済期間になる方は固定金利がおすすめです。
通常の住宅ローンの固定金利と比較すると、0.3~0.7%も金利が違います。固定金利は借りた際の金利がずっと続くため「いつ借りるか」が非常に大切です。マイナス金利の影響で、住宅ローン金利が下がっている今は、フラット35の借り入れがしやすい時期になっています!
ただし、フラット35では団信は任意加入のため、団信を利用する際は0.2%の金利上乗せとなります。八大疾病団信をつけるとさらに0.3%追加と、通常プランと変わらなくなってしまうこともあります。金利はもちろん、保証料、保険料、事務手数料などの総返済額でプランを決めましょう。
住宅ローンの金利の適用は、契約時ではなく融資が行われた月の金利です。上の図の場合、申し込みは1月にしていますが、融資が行われたのは2月なので、2月の金利が適用されます。住宅ローンは申し込み手続きや審査などで1ヶ月くらいはかかります。申し込みと手続きをできるだけ早く進めておきましょう!
【3月最新】フラット35おすすめBEST3!
15~20年 | 0.84 % |
21~35年 | 0.84 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
ARUHIはフラット35専門取扱い銀行として、全国シェアNO.1の銀行です。フラット35業界の中でもっとも古くから取り扱っていることから、確かなノウハウと充実したサポートが期待できます。10割融資やフラット50といった他の銀行ではないプランもあるため、状況に合わせた最適なプランを選択できます。
特に、自己資金の割合によって金利が大幅に安くなります。(ARUHIスーパーフラット)これは国内のフラット35では、最も安く借りれるプランです!※ARUHIスーパーフラットでは、事務手数料が2.2%
またARUHIは手続きが非常に速いことでも有名で、仮審査は最短で当日、本審査も最短3日と圧倒的です。フラット35の借り入れを検討している方であればまず申込みしておくべき銀行のひとつでしょう。
- フラット35シェアNO.1の人気と低金利
- 自己資金の割合により金利が低下!
- 豊富なプランとノウハウで安心のサポート
- 本審査が最短3日!圧倒的スピード手続き
15~20年 | 1.06 % |
21~35年 | 1.15 % |
事務手数料 | 借入額x1.1% 借入額x0.99%(借り換え) |
amazonと並ぶ日本最大のネット通販を運営する楽天が提供する住宅ローンです。ネット通販の価格の安さを住宅ローンにも持ち込み、業界最安金利で住宅ローンを借りれます。
楽天銀行は手数料が一番安いのもおすすめのポイントです!フラット35の借り換えを検討している人には最適な銀行でしょう。
さらに、契約後は楽天での買い物に追加ポイントがもらえたり、サービス優待がもらえるなど、他の銀行にはない特典がつきます。
- ネット銀行ならではの低金利
- 手数料が他銀行と比較して格段に安い
- 楽天ポイントアップや楽天グループのサービスで優待が受けられる特典が豊富
15~20年 | 1.06 % |
21~35年 | 1.15 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
住宅ローン業界で人気NO.1の住信SBIネット銀行が、新たにフラット35の提供を開始しました。ネット銀行というと、手続きが難しくて敷居が高い、名前の聞いたことのない銀行で不安だという印象もありますが、住友グループをバックボーンとする住信SBIネット銀行であれば安心です。
フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い住宅ローンプランであり、新規・借り換えともにおすすめです!
- フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い
- 住友グループのバックアップがあり借り入れが安心
- 通常プラン・フラット35ともに住宅ローン業界人気NO.1
短期返済・借り換えなら変動金利
変動金利は金利が安いのが魅力ですが、金利が上昇し、返済額が増えるリスクがあります。短期間で返済するという人や、借入金額が少ない借り換えの方であれば、金利の安い変動金利を利用して、お得に返済しましょう。目安として、20年以内に返済できる方は変動金利がおすすめです。
三菱UFJ銀行の変動金利の変動金利のように金利に幅のある銀行や、3年固定、5年固定、10年固定のような短期間の固定金利は避けましょう。固定期間が終了すると、通常の金利よりも割高な金利が適用されます。
変動金利を借りるなら、金利が安くサービスの充実しているネット銀行がおすすめです。
【3月最新】変動金利おすすめBEST3!
変動(新規) | 0.44 % |
変動(借り換え) | 0.428 % |
10年固定 | 0.66 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
「金利の安さ」で人気が広がるネット銀行のなかでも特に注目されているのが住信SBIネット銀行です。最大の魅力は業界で1位の金利の低さです!短期間で一気に返済するという人や、借り換えの人におすすめです。
また住信SBIネット銀行のもうひとつの強みは「全疾病保障付団信が無料」です。住宅ローンの借り入れに必須の団信は総額170万円相当になりますが、住信SBIネット銀行であれば無料で利用できます。
- 業界1位の低金利!0.44 %!
- 170万円相当の全疾病保障付団信が無料!
- 来店相談も可能。ネット銀行でも借り入れが安心。
【来店相談】
やはり住宅ローンは相談しながらじっくり決めたいという方は、お店で担当者と個別相談にのってもらうことができます。
大宮 | 新宿 | 秋葉原 | 大阪 |
横浜 | 名古屋 | 浜松 | 福岡 |
変動(新規) | 0.41 % |
変動(借り換え) | 0.41 % |
10年固定 | 0.525 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同で融資する、ネット銀行です。変動金利が業界トップの安さで、借り換えユーザーに人気の住宅ローンです。
さらに、がんと診断された時点で残ローンが半分になるがん1/2保障が無料でついてきます。住信SBIネット銀行の全疾病保障は対象が幅広いものの、適用条件が「就業不能状態」と非常にハードルが高いというデメリットがあります。一方でじぶん銀行のがん保障は「診断時」に即座に適用されます。
また、じぶん銀行は完全ネット完結型の住宅ローンで、契約書の捺印や郵送などの手間が一切ありません。手間の省略に加えて、収入印紙2万円なども節約できるのでとても嬉しいです。
- 変動金利が業界最安値
- がん1/2保障が無料
- 完全ネット完結型!収入印紙2万円の節約も
変動(新規) | 0.52 % |
変動(借り換え) | 0.47 % |
10年固定 | 0.645 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
イオン銀行は、変動金利がとても安く借りられ、借り換えにおすすめの住宅ローンです。イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオンカードがゴールドカードに昇格され、イオンでのお買い物が5%OFFになります。また旅行傷害保険の無料付与、全国のイオンラウンジの利用権が得られるという特典もつきます。
イオンでお買い物を頻繁にされる方なら、生活費を抑えられるため、他の住宅ローンよりもかなりお得になります。各店舗にイオン銀行の店舗があり、相談やATM利用がしやすいのも嬉しいです。
- 金利が低く、借り換えに最適
- イオンのお買い物が5%OFF
- 支店やATMが多くて便利