固定金利とは?メリット・デメリット

  • 変動金利型
  • 全期間固定金利型
  • 固定期間選択型

住宅ローンのプランは、大きく3つに分けられています。今回は、リスクの少ないプランとして人気の高い「固定金利」について紹介していきます。

固定金利の借り方は、さらに2つに分けられます。

返済期間中はずっと同じ金利で借りるプランを、「全期間固定型」と呼びます。一方で、固定期間を選ぶ方法もあります。30年返済のうち20年間を固定金利、残りの10年間を変動金利で借りるというようにミックスすることもできます。この方法を「固定期間選択型」と呼びます。

価格 金利の変化 利用割合
変動金利 安い あり 25~30%
全期間固定 高い なし 35~40%
固定期間選択 やや高い 選択可能 30~35%

固定金利とは?

  • 金利が高い
  • 返済額が一定

「固定金利」とは、その名前にある通り、金利を固定するプランです。

市場の金利が上下しても、契約時の金利は固定されるため、返済額は変わりません。将来、金利が上がる心配がありませんし、毎月の返済額が固定されるので家計が安定するのは大きなメリットです。

一方で、変動金利と比べると、金利が割高になっています。

もし、金利が上昇しないのであれば、変動金利のほうがお得だと考える方もいるかもしれません。ただし、遠い将来の金利がどう動くのかは完璧に予想することはできません。

リスクを取らないための保険料だと考えましょう。特に、返済期間が長期になる場合は、固定金利で借りたほうが安心です。

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変動金利との違い

  • 金利が割安
  • 金利が変動

変動金利は、金利の上下にあわせて、返済額も変わるプランです。将来、金利が上がり返済額が増えてしまうリスクがあります。

一方で、固定金利よりも低金利で借りられるというメリットもあります。

固定金利よりも金利が上がってしまう前に返しきることができれば、変動金利の方が有利だと言えます。短期間で一気に返してしまう返済スタイルに向いたプランです。

固定期間選択型とは

返済期間の一部のみ、固定金利にして借りる方法もあります。2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年、25年、30年などの期間から選ぶことができます。

例えば、30年の返済期間のうち、20年を固定金利にし残りの10年を変動金利とする、といった借り方ができます。

固定金利は、金利が変わらないことが魅力ではありますが、金利が高いという大きなデメリットもあります。

固定期間を短縮することで、金利を抑えることができるのが、このプランのメリットです。ただし、変動金利よりは高くなってしまうので過信は禁物です。

また、後から変動金利になってしまうので、金利が変わるリスクも存在します。

固定期間は借り初めからかならずスタートします。はじめは変動金利で、あとから固定金利にする、ということはできません。

こんな方には固定金利がおすすめ

住宅ローンには、「変動金利型」「全期間固定金利型」「固定期間選択型」の3つのプランがあります。では、いったいどのプランを選べばよいのでしょうか?

安いから変動金利が良い、という単純な選び方は危険です。

変動金利は確かに安くて魅力的ですが、金利が上がり返済額が増えてしまうリスクもあります。

一方で、固定金利はリスクがないことが魅力ですが、金利が割高ということがネックとなります。

変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきか、目安となる指標を紹介します。

  • 返済期間が21年以上なら固定金利
  • 固定期間選択型はイマイチ
  • 長期固定はフラット35がお得

返済期間が21年以上なら固定金利

20年以下の返済プランならば変動金利、21年以上では固定金利をおすすめします。

変動金利は金利上昇リスクを抑えるために、できるだけ短期間で返済するのがセオリーです。目安として、20年以下で返済できるならば、変動金利で借りても大丈夫でしょう。

一方で、21年以上の長期返済になる方は、金利の上昇リスクに備えて固定金利で借りた方が安心です。

住宅ローン以外にも、こどもの教育費の増加や親の介護費など、出費は増えていきます。返済額の変わらない固定金利は、計画的な積立などもしやすくおすすめです。

固定期間選択型はイマイチ

固定金利の借り方のひとつに「固定期間選択型」がありますが、あまりおすすめできません。

金利を抑えるという意味では、変動金利よりも高くなってしまいますし、固定期間が終わると変動金利になってしまうので、金利上昇のリスク管理にはなりえません。

固定期間選択型で、後から切り替わる変動金利は、はじめから変動金利を借りている場合よりも割高になるという落とし穴もあります。

単純に、変動金利と固定金利をミックスしたプランというわけではないので、注意しましょう。

長期固定はフラット35がお得

長期固定プランを利用する場合は、フラット35がおすすめです。

民間銀行の住宅ローンでも、固定金利はありますが、金利がとても高くなってしまいます。フラット35ならば、長期固定に特化したプランですので、通常よりも安く借りることができます。

また、フラット35は「審査が甘い」ことで有名です。

年収にあまり自信がない、自営業なので審査が心配だ、という方にも人気のプランです。

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固定金利プランの選び方

続いては、数ある銀行の中で、一番マッチする固定金利プランの選び方をご紹介します。

一言に固定金利と言っても、銀行ごとに金利は大きく違いますし、保険サービスや手数料なども千差万別です。

数千万円という巨額の借り入れとなる住宅ローンですから、少しの差でも数十万円~数百万円という大きな金額にもなりえます。

固定金利プランを比較する際には、必ずこの6つのポイントをチェックしてください。

また、当サイトでも毎月おすすめのプランを紹介していますので、参考にしてください。

  • 金利
  • 団信
  • 保証料
  • 事務手数料
  • 繰り上げ返済の条件
  • キャンペーン

金利

プランを比較する際に最も重要なのが、金利です。金利が低いほど、返済額は安くなりますので優秀なプランと言えます。

0.1%の差でも、数十年・数千万円のローンの場合、大きな金額差になります。

明らかに他の銀行よりも金利が高いプランは、はじめから候補に入れなくても良いでしょう。まずは金利をチェックして、できるだけ安いプランを選びます。

ただし、一部の銀行では「最低金利」という表示がされている場合があるので注意してください。これは、一定の条件を満たさなければならず、手続きをしてみたら割高になってしまったというケースもよくあります。

表面的な金利にとらわれないように、金利条件の確認が必要です。

団信

  • ネット銀行は無料
  • 地方銀行は有料(金利+0.3%上乗せ)

住宅ローンを借りる際には、必ず団信(団体信用生命保険)へ加入しなければなりません。

団信とは一言で言えば、住宅ローン専用の生命保険です。万が一、契約者が亡くなってしまった場合、その時点で残りの住宅ローンの支払いが免除されます。

一家の大黒柱であるお父さんが事故にあってしまい、収入が激減してローンが返すことができなくなってしまう・・・という最悪のケースを防ぐのがこの団信です。

団信の保険料は、金利上乗せタイプが多く、金利+0.3%ほどが相場となっています。

ただし、最近のネット銀行などでは団信が必須ということもあり、はじめから無料でプランに含まれているケースが多いです。お得ですね!

地方銀行などではまだまだ団信保険料をとっていることも多いので、注意してください。

※フラット35は団信の加入が任意です。加入する場合は、金利+0.2%相当の保険料がかかります。

保証料

  • ネット銀行は無料
  • 大手銀行・地方銀行は有料(金利+0.2%上乗せ)

住宅ローンの借り入れの際には、保証会社への加入が必須です。

もしも住宅ローンの返済を滞納してしまった場合には、保障会社が一時的に支払いを肩代わりしてくれます。

ただしこの保障では、団信と違い返済を免除されるわけではありません。あくまで滞納時の代わりになってくれるだけですので、後で保証会社から請求がきます。

保証料は、金利上乗せタイプで支払います。金利+0.2%ほどが相場です。

ただし、ネット銀行では保証料を無料にしているプランが多いです。お得ですね!

事務手数料

住宅ローンの借り入れの際には、様々な手続きにあたり、事務手数料が請求されます。

ネット銀行は、大手銀行や地方銀行と比較して、事務手数料が非常に高いというデメリットがあります。

ネット銀行の事務手数料の相場は、2.16%(税込)です。

大手銀行の保証料+事務手数料と、ネット銀行の事務手数料が同額くらいです。

繰り上げ返済の条件

変動金利は、できるだけ短期間で返済していくプランです。

そのため、ボーナスなどで余剰資金が出来た場合は、積極的に繰り上げ返済をしていくと良いですね。

借り入れの際には、必ず、繰り上げ返済手数料の金額と条件をチェックしておきましょう。

  • 最低金額
  • 手数料

1回の繰り上げ返済にあたり、100万円以上は最低必要だというプランもあれば、1円から可能なものもあります。

また、繰り上げ返済が1回あたり10万円かかる銀行もあれば、無料で何度でもできるところもあります。

キャンペーン

期間限定のキャンペーンも見逃さないようにしてください!

いつもよりも金利が安く借りれたり、手数料が割引される、○万円キャッシュバックなど、とてもお得なキャンペーンが頻繁に実施されます。

どうせ借りるならば、少しでもお得な条件にしたいですよね!

住宅ローンのキャンペーンは1年中行われていますが、特に需要が高まる1~3月はキャンペーンが増えるので狙い目です。

チェックポイント

返済額がずっと変わらない

チェックポイント

変動金利よりも高い

チェックポイント

21年以下の長期返済の方におすすめ

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