8月住宅ローン固定0.05%上昇、フラット35は0.02%上昇【速報】

8月住宅ローン金利は、固定金利が最大0.1%の大幅な上昇が予想されています。

フラット35は最大0.03%の上昇、変動金利は変化なしとみられてます。

残念ながら、8月は今年に入ってから最も高い水準にまで金利が引き上げられそうです。融資をお急ぎの方は、7月中に借り入れた方が良さそうです。

  • 変動金利は7月と同水準
  • 固定金利は最大0.05%上昇
  • フラット35は0.02%上昇

変動金利は7月と同水準

8月の変動金利は、7月と同水準の金利となる見込みです。

変動金利は主に、4月と10月に金利の見直しが行われます。今年の4月は、金利の据え置きが決定しましたので、少なくとも10月までは現在の金利が維持されそうです。

住信SBIネット銀行 三菱東京UFJ銀行
2016年9月 0.497 0.625
10月
11月
12月
2017年1月
2月
3月
4月
5月 0.497
6月 0.444
7月
8月予想 0.444 0.625

住信SBIネット銀行のみ、例外的に6月に変動金利が低下しました。他銀行との差別化が狙いの様で、0.444%は国内の全ての銀行の中でも最も安いプランです。

大手銀行・その他のネット銀行の変動金利は、昨年の5月から1年あまり金利更新がありません。

現在のところ、住宅ローンの金利に影響する大きなニュースも入ってきておらず、10月までは変動金利は変更がなさそうです。また、現在の動向では10月も金利の据え置きの可能性が高くなっており、来年4月までは今の金利で借りられそうです。

変動金利は、変化がない場合は0.001%も動かさないという銀行が多いです。固定金利と違い、基本的に微調整も入りません。8月は現在の金利と全く同じ金利で借りられます。

  • ネット銀行:0.5%前後
  • 大手銀行:0.6%~0.9%

固定金利は最大0.05%上昇

2017年8月の固定金利は最大0.05%ほどの上昇となる見込みです。

このグラフは、各銀行が住宅ローンの固定金利を設定する際の基準としている、10年国債の金利グラフです。

国債の金利が1.0%であれば、住宅ローンの金利はプラス1.0%上乗せして、2.0%となります。もし国債の金利が1.5%に上昇すると、住宅ローンもそれに引っ張られて、2.5%となるわけです。上乗せした金利分が、銀行の利益というわけです。単純な仕組みですね。

住宅ローンの固定金利は、前月の15日前後に決定します。つまり、8月の金利は、7月15日あたりのグラフを読み解けば予想ができます。

国債 住宅ローン
1.0% 2.0%
1.5% 2.5%
2.0% 3.0%

ソニー銀行がひと足早く、8月の住宅ローン金利を発表しました。

一般的に金利の発表はその月の1日に行われますが、ソニー銀行のみ少し早めの更新が行われます。翌月の金利動向がはやめに知れるので、他銀行で借り入れ予定の方もチェックしておくと良いですよ!

ソニー銀行住宅ローン金利
金利タイプ 期間 5月 6月 7月 8月
変動金利 0.499 0.499 0.499 0.499
固定金利 2年 0.803 0.810 0.823 0.829
3年 0.808 0.820 0.835 0.851
5年 0.891 0.910 0.924 0.955
7年 0.934 0.961 0.957 1.006
10年 0.934 0.961 0.957 1.006
15年 1.222 1.262 1.231 1.292
20年 1.365 1.418 1.37 1.439
20年超 1.470 1.536 1.48 1.563
  • 5年:0.031%上昇
  • 10年:0.049%上昇
  • 20年:0.069%上昇
  • 20年超:0.083%上昇

固定金利は、全ての金利が引き上げとなりました。また、期間が長いプランほど金利の引き上げ幅が高い傾向にあります。特に、10年固定は1.0%を超え、今年にはいってから最も高い水準となります。

ソニー銀行は予想よりも大幅な金利の引き上げが実施されました。これは、先月の金利更新がややイレギュラーだったことが原因です。7月の金利は本来であれば金利の引き上げがされることが予想されていましたが、ソニー銀行は相場と反発して金利の引き下げを行いました。その穴埋めをするように、8月金利は予想よりも大きな引き上げとなったと見ています。

他銀行も同様に、金利の引き上げが行われる見込みです。ただし、ソニー銀行ほど大きな引き上げにはならないと予想しています。いずれにせよ、住宅ローンの借り入れを検討されている方は、7月中に借入した方が良さそうです。

  • ソニー銀行:0.03~0.08%上昇
  • 他銀行:0.05%上昇

フラット35は0.02%の上昇

4月 5月 6月 7月
債権利率 0.40% 0.43% 0.44% 0.46%

フラット35は、住宅金融支援機構という機関が発行する債権を元に金利が決められています。債権利率を見ると、先月から0.02%上がっています。つまり、8月フラット35も、0.02%の上昇が予想されます。

フラット35の借り入れを検討しているの方は、7月金利がお得になりそうです!

【8月フラット35予想】

  • 20年以下フラット35:1.03%
  • 21年以上フラット35:1.11%
21年以上金利 手数料
楽天銀行(借り換え) 1.11% 借入額x0.756%
楽天銀行(新規) 1.11% 借入額x1.08%
ARUHI(頭金20%以上) 1.01% 借入額x2.16%
ARUHI(頭金20%未満) 1.11% 借入額x1.08%
住信SBIネット銀行 1.11% 借入額x1.08%

フラット35は、各銀行ともほとんど同じ金利を発表しております。ただし、ARUHIのみ、自己資金が20%以上の方を対象に21年以上のフラット35を特別に0.1%引き下げるプラン(ARUHIスーパーフラット)を持っています。

自己資金をしっかりと準備している方は、金利が大きく下げられますのでARUHIがおすすめです!

一方で楽天銀行は、借り換えの方を対象に手数料を引き下げるプランがあります。借り換えの場合は、手数料が安い楽天銀行がお得ですね!

  • 借り換えなら楽天銀行がおすすめ
  • 自己資金20%以上ならARUHIがおすすめ

今後の住宅ローン金利予想

住宅ローンのプラン選びで、もっとも重要なのは、やはり金利です。

諸費用やサービス面も無視できませんが、どんなにオプションが良くても、金利が高ければ意味がありません。数千万円という大きな借り入れとなる住宅ローンですので、0.1%ほどの金利差でも結果的に数十万円~数百万円の大きな違いになります。

なるべく金利の低い銀行プランを選ぶというのは基本ですが、さらに金利が安くなる時期を選べるとなお良いですね。同じ銀行でも借り入れ時期によって大きく金利が変わります。

続いては、今後の住宅ローン金利の推移を予想していきます。

  • 変動金利はしばらく変化なし
  • 固定・フラット35は最大0.2%の差
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変動金利はしばらく変化なし

変動金利はしばらくの間、変化が無さそうです。実際に、2016年5月に金利引下げがされてから、1年あまり変化がありません(住信ネット銀行のみ2017年6月に0.444%に引き下げ)。

今後の変動金利ですが、現在の金利はすでに非常に安くなっており、これよりもさらに低下するというのは考えにくいです。

住信SBIネット銀行 三菱東京UFJ銀行
2012年1月 0.875 1.075
2013年1月 0.865 1.075
2014年1月 0.67 1.075
2015年1月 0.65 0.975
2016年1月 0.588 0.875
2017年1月 0.497(6月に0.444%に引き下げ) 0.625

過去5年の金利推移では、ネット銀行を中心に金利が徐々に下がっています。この調子ならば、来年は0.3%台か?と期待したいところですが、現在のところその見込みは薄いです。

一般的に、住宅ローン金利は変動金利よりも固定金利が先に動く傾向があります。固定金利が急激に動き出したら、変動金利も後から引っ張られるように調整がされることが多いです。つまり、固定金利が大きく下がっていれば変動金利も下がる見込みがあるというわけです。しかし、現在のところ残念ながら金利は大きく下がりそうな材料がありません。

変動金利は、毎年4月と10月に更新が行われます。

次の10月の更新は、現在のところ金利の据え置きとなる見込みです。来年2018年の4月までは、現在の金利で借りられると予想しています。

固定・フラット35は最大0.2%の差

固定金利はさきほども紹介したとおり、国債の金利を元に上下しています。変動金利と違って、毎月金利が更新されますので、借り入れのタイミングが非常に重要です。

借り入れ時期が1ヶ月遅れるだけで、金利が0.1%上がってしまい、数十万円の損失になる、ということも大いにありえます。

固定金利を検討している方は、毎月の金利の動きを注視してください。

過去1年間の金利推移です。

一見して分かる通り、赤線で囲った範囲をウロウロしています。今後も、この赤枠内で金利が推移していく可能性が高いです。つまり、この赤枠のできるだけ下の方に金利が下がったタイミングで、住宅ローンを借りると良いですね。

この赤枠は、過去の推移を元にかこっただけではなく、日銀の方針が根拠となっています。日銀は、「国債の金利を0%前後に固定する」という方針を公表しています。

簡単に言えば、金利が上がりすぎたり、下がりすぎると、日銀が主導で0%になるようにコントロールしているというわけです。実際に、現在は赤枠内の上限近くにまで金利が引きあがって言ますが、この上昇を観測した日銀は、7月13日に国債の買い入れ額を増額すると発表しました。日銀が国債をたくさん買い入れることで、金利の引き下げが期待されています。

ただし、日銀はあくまで極端な金利高や金利安を是正しているだけです。下限ギリギリの-0.1%を狙って待っていても、いつまでたっても下がらないこともありえるので気をつけてください。

ちなみに、よほど大きなニュースがなければマイナス圏には入り辛いです。マイナス金利というのは、投資家の目線で見れば国債を買っても損してしまうものです。マイナス金利でもなお国債が欲しいと思えるような事件がおこならければ、そこまで下がることはないでしょう。

例えば昨年では、イギリスのEU離脱という衝撃的なニュースが報じられた際に、金利がマイナス圏にまで突入しました。世界規模の景気を揺るがすような大きなニュースがない限り、マイナス圏にまでは落ちないでしょう。

住宅ローンの借り入れにおすすめなタイミングは、国債金利が0%付近に下がったくらいが最も良いです。

いまさら聞けない!マイナス金利が騒がれている理由
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8月変動金利は変化なし

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固定金利は0.05%上昇

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