2018年12月住宅ローン固定0.04%低下【金利予想】

2018年12月住宅ローン金利は、固定金利が最大0.04%の低下と予想されています。
9月から始まった金利の上昇が一旦落ち着き、12月はやや押し戻される形となりそうです。12月は、10月と同水準の金利となる見込みです。
変動金利は据え置きとなりそうです。
- 変動金利は11月と同水準
- 固定金利は最大0.04%低下
- フラット35は最大0.04%低下
変動金利は11月と同水準
住信SBIネット銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
2017年11月 | 0.477 | 0.625 |
12月 | ↓ | ↓ |
2018年1月 | ↓ | ↓ |
2月 | ↓ | ↓ |
3月 | ↓ | ↓ |
4月 | 0.457 | ↓ |
5月 | ↓ | ↓ |
6月 | ↓ | ↓ |
7月 | ↓ | ↓ |
8月 | ↓ | ↓ |
9月 | ↓ | ↓ |
10月 | ↓ | ↓ |
11月 | 0.457 | 0.625 |
12月予想 | 0.457 | 0.625 |
12月の変動金利は、据え置きと見られています。
大手銀行を中心に1年以上の間、金利の動きはなく安定しています。ネット銀行など一部の銀行では稀に変動金利の実施がされますが、大幅な上昇は考えにくいです。
固定金利の上昇も一旦落ち着きを取り戻しており、変動金利への影響は現在のところ見られません。
※住信SBIネット銀行変動金利は三井住友信託銀行の口座開設で0.447%に引下げ。
固定金利は最大0.04%低下
金利タイプ | 期間 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
変動金利 | — | 0.457 | 0.457 | 0.457 | 0.457 |
固定金利 | 2年 | 0.833 | 0.834 | 0.838 | 0.817 |
3年 | 0.855 | 0.856 | 0.863 | 0.833 | |
5年 | 0.961 | 0.962 | 0.974 | 0.931 | |
7年 | 1.031 | 1.032 | 1.049 | 0.998 | |
10年 | 1.07 | 1.06 | 1.1 | 1.1 | |
15年 | 1.436 | 1.481 | 1.512 | 1.466 | |
20年 | 1.578 | 1.62 | 1.659 | 1.617 | |
20年超 | 1.701 | 1.744 | 1.787 | 1.748 |
- 変動金利:据え置き
- 5年:0.043%低下
- 10年:据え置き
- 20年:0.042%低下
- 20年超:0.041%低下
ソニー銀行がひと足早く、12月の住宅ローン金利を発表しました。
一般的に金利の発表は月はじめの1日に行われますが、ソニー銀行のみ少し早めの更新が行われます。
翌月の金利動向を先に知ることができるので、他銀行で借り入れ予定の方もチェックしておくと良いですよ!
このグラフは、各銀行が住宅ローンの固定金利を設定する際の基準としている、10年国債の金利グラフです。
国債の金利が1.0%であれば、住宅ローンの金利はプラス1.0%上乗せし、2.0%となります。
もし国債の金利が1.5%に上昇すると、住宅ローンもそれに引っ張られて、2.5%となるわけです。上乗せした金利分が、銀行の利益というわけです。単純な仕組みですね。
国債 | 住宅ローン |
1.0% | 2.0% |
1.5% | 2.5% |
2.0% | 3.0% |
住宅ローンの固定金利は、前月の15日前後に決定します。つまり、12月の金利は、11月15日あたりのグラフを読み解けば予想ができます。
グラフを見ますと、先月と比較して0.04%ほどの低下となっています。このため、12月住宅ローンの金利も0.04%の低下となると予想できます。
住宅ローンの借入のタイミングを見計らっている方は、12月まで待った方が良さそうです。
フラット35は最大0.04%低下
フラット35は最大0.04%低下と予想しています。
【12月フラット35予想】
- 20年以下フラット35:1.11%
- 21年以上フラット35:1.21%
21年以上金利 | 手数料 | |
ARUHI(頭金20%以上) | 1.03% | 借入額x2.2% |
楽天銀行(借り換え) | 1.21% | 借入額x0.99% |
住信SBIネット銀行 | 1.21% | 借入額x2.2% |
フラット35の最安金利をもつ銀行をピックアップしました。
金利が最も低いのがARUHIで、各社よりも0.2%低いARUHIスーパーフラットというプランが利用できます。ただし、自己資金が20%以上という条件がつきます。条件付きですが、これが国内で最も安く借りられるプランです。
自己資金をしっかりと準備している方は、金利が大きく下げられますのでARUHIがおすすめです!
一方で楽天銀行は、借り換えの方を対象に手数料を引き下げるプランを持ちます。借り換えを検討している方であれば、手数料が安い楽天銀行がすすめです!
- 自己資金20%以上ならARUHIがお得!
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早めの申し込みをおすすめ
もし住宅の購入が決定しているという人であれば、今年中に住宅ローンの申し込み手続きを済ませておくことをおすすめします。
年明けに入ると、住宅ローンの申し込みピーク、さらには引っ越しシーズンに入ってしまい、手続きに時間がかかったり費用が割高になってしまうことになります。
- 1月~3月:住宅ローン申込みピーク
- 2月~4月:引越しピーク
3月の引越し代金は10万円も高い!?
日本では新学期・新年度に向けて、3月・4月の引越し需要が非常に高くなります。このため引越し業者への申込みが殺到し、電話がつながらなかったり、引越し料金が上がってしまう時期となります。
住宅売買の手続きや登記の方法、住宅ローンの申込み・審査など初めてすることばかりで混乱しがちですが、最終的には引越しの完了がゴールです。引っ越し完了の時期から逆算してスケジュールを立てましょう。
もっとも安い時期と比較すると、3月の休日では引越し代金が2倍以上にもなります。住宅ローンの手続きを遅らせてしまうと、余分な出費が増えてしまいます!
- 2月~4月は高い
- 月末/月初は高い
- 土日祝日は高い
- 午後便より午前便の方が高い
距離 | トラック | 費用・料金相場 |
---|---|---|
東京都中野区~千葉県船橋市(27km) | 4トン2台 | 18万円 |
東京都八王子市~茨城県水戸市(130km) | 4t x1台 | 16万円 |
富山市~東京都23区内(250km) | 2t x1台 | 17万円 |
静岡県沼津市~静岡市(60km) | 4t x1台 | 10万円 |
大阪府大阪市~埼玉県大宮市(400km) | 4t x1台 | 20万円 |
愛知県名古屋市~大府市(20km) | 3t x1台(ピアノ搬送、ウオシュレット外し) | 20万円 |
長野県佐久市~新潟県長岡市(137km) | 2t x1台 | 10万円 |
兵庫県加古川市~大阪府生野区(70km) | 4t x1台 | 12万円 |
福岡県福岡市~沖縄県那覇市(860km) | 4t x2台 | 38万円 |
北海道富良野市~東京都23区内(880km) | 4t x1台 | 36万円 |
移動距離や地域、荷物の量によっても差がありますが、3月・4月に4tトラック1台(家族4人分)借りると20万円前後かかります。また土日祝日に引越しを頼む場合は2~3割増しの料金となってしまいます。5月~2月までの価格と比較すると、10万円以上も違ってきます。
もし1月の中ごろまでに引越しができれば、十数万円の余分な費用がいらなくなります。10万円あれば新生活スタートにむけて新しくソファーを新調したり、夏にはバーベキューセットを買って庭先でパーティを開くこともできますよ!
住宅ローン申込みのピークは1ヶ月早い
4月はこどもが学校へ入学したり、あたらしい職場の着任日となるため、引越しのピークが3月、4月にきますが、住宅ローン申込みも同時期に増える傾向にあります。
しかし、住宅ローンは申込みや審査の手続きに時間がかかることから、住宅ローンの申込みピークは約1ヶ月ほどはやく来ることになります。2月、3月に住宅ローンの申込みをし、3月末までに入居するという人が多いのです。
可能であればこの時期を外して住宅ローンの申込みと手続きを済ませておくべきでしょう。
2~4月は住宅ローンの申し込みが通常時の2~3倍にもなります。このため、銀行や保証会社などが人手不足になってしまい、手続きに普段よりも時間がかかってしまうことが多いのです。
住宅ローンの審査が遅れてしまい、さらに審査が通らなかったとなっては大変です。スケジュールが遅れてしまうと、引越しのキャンセル料がかかってしまったり、最悪の場合は4月までに入居が間に合わない・・・ということもありえます。
なんだかんだいっても、銀行も商売なんだから申込みすればなんとかなるでしょ?と思っている人もいるかもしれません。でもその考え方は甘いです。
筆者の知人が新生銀行の広告部署に勤めていますが、今年の2月はあまりにも申込みが増えて人手が足らなくなってしまったため、広告の出稿を停止して、住宅ローンの受け付けも待ってもらうような状態だったそうです。
住宅ローンの手続きは銀行だけではなく、保証会社や不動産会社などさまざまな会社が関わっているため、それぞれのスケジュール合わせも大変なのです。
12月は審査が甘い!?
一方で12月は、住宅ローン申込みの閑散期とされています。人間どうしても締め切りギリギリまで動けないものです。4月までまだまだ時間があるだろうと先延ばしにする人が多いため、12月の時点では申込みをする人は少ないのです。
またお正月休みがあるため、銀行も営業日が少なくなります。申込みする人が少なければ、受付する銀行もあまり稼働しないので12月は閑散期となっています。
しかしこの12月というのは逆に住宅ローンを申し込むべき月でもあります。
12月が住宅ローンの閑散期ということは、銀行の売上が減ってしまう月ともいえます。銀行マンにもノルマがありますから、この12月というのはどうしてもお客さんが欲しい時期でもあるのです。
そんな時期であれば、もし多少の問題のある申込者でも、ノルマ達成のために目をつぶってしまうということもあるでしょう。ようするに12月は比較的、住宅ローンの審査が甘い時期ともいえるのです。
逆に忙しくて手が回らないという2月、3月のピーク期に、審査に難のある申込者がいたとすれば、手続きを後回しにしたいと思うのが心情でしょう。
すでにある程度、購入物件の目星がついているという方は、住宅ローンの申込み手続きを同時進行ですすめましょう。
もし購入物件が決定していないとしても「申込み相談」という形で先行して申込みしておくことは可能なので、空き時間を見つけて手続きだけでも先にしておくと、後々楽になりますよ!
長期返済ならフラット35
新しくマイホームを購入する人、固定金利で借り換えたいという方は、長期固定金利が安く借りられるフラット35がお勧めです。
目安として、20年以上の返済期間になる方は固定金利がおすすめです。
通常の住宅ローンの固定金利と比較すると、0.3~0.7%も金利が違います。固定金利は借りた際の金利がずっと続くため「いつ借りるか」が非常に大切です。マイナス金利の影響で、住宅ローン金利が下がっている今は、フラット35の借り入れがしやすい時期になっています!
ただし、フラット35では団信は任意加入のため、団信を利用する際は0.2%の金利上乗せとなります。八大疾病団信をつけるとさらに0.3%追加と、通常プランと変わらなくなってしまうこともあります。金利はもちろん、保証料、保険料、事務手数料などの総返済額でプランを決めましょう。
住宅ローンの金利の適用は、契約時ではなく融資が行われた月の金利です。上の図の場合、申し込みは1月にしていますが、融資が行われたのは2月なので、2月の金利が適用されます。住宅ローンは申し込み手続きや審査などで1ヶ月くらいはかかります。申し込みと手続きをできるだけ早く進めておきましょう!
【4月最新】フラット35おすすめBEST3!
15~20年 | 0.88 % |
21~35年 | 0.88 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
ARUHIはフラット35専門取扱い銀行として、全国シェアNO.1の銀行です。フラット35業界の中でもっとも古くから取り扱っていることから、確かなノウハウと充実したサポートが期待できます。10割融資やフラット50といった他の銀行ではないプランもあるため、状況に合わせた最適なプランを選択できます。
特に、自己資金の割合によって金利が大幅に安くなります。(ARUHIスーパーフラット)これは国内のフラット35では、最も安く借りれるプランです!※ARUHIスーパーフラットでは、事務手数料が2.2%
またARUHIは手続きが非常に速いことでも有名で、仮審査は最短で当日、本審査も最短3日と圧倒的です。フラット35の借り入れを検討している方であればまず申込みしておくべき銀行のひとつでしょう。
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- 自己資金の割合により金利が低下!
- 豊富なプランとノウハウで安心のサポート
- 本審査が最短3日!圧倒的スピード手続き
15~20年 | 1.04 % |
21~35年 | 1.17 % |
事務手数料 | 借入額x1.1% 借入額x0.99%(借り換え) |
amazonと並ぶ日本最大のネット通販を運営する楽天が提供する住宅ローンです。ネット通販の価格の安さを住宅ローンにも持ち込み、業界最安金利で住宅ローンを借りれます。
楽天銀行は手数料が一番安いのもおすすめのポイントです!フラット35の借り換えを検討している人には最適な銀行でしょう。
さらに、契約後は楽天での買い物に追加ポイントがもらえたり、サービス優待がもらえるなど、他の銀行にはない特典がつきます。
- ネット銀行ならではの低金利
- 手数料が他銀行と比較して格段に安い
- 楽天ポイントアップや楽天グループのサービスで優待が受けられる特典が豊富
15~20年 | 1.04 % |
21~35年 | 1.17 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
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変動(新規) | 0.44 % |
変動(借り換え) | 0.428 % |
10年固定 | 0.66 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
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大宮 | 新宿 | 秋葉原 | 大阪 |
横浜 | 名古屋 | 浜松 | 福岡 |
変動(新規) | 0.41 % |
変動(借り換え) | 0.41 % |
10年固定 | 0.525 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同で融資する、ネット銀行です。変動金利が業界トップの安さで、借り換えユーザーに人気の住宅ローンです。
さらに、がんと診断された時点で残ローンが半分になるがん1/2保障が無料でついてきます。住信SBIネット銀行の全疾病保障は対象が幅広いものの、適用条件が「就業不能状態」と非常にハードルが高いというデメリットがあります。一方でじぶん銀行のがん保障は「診断時」に即座に適用されます。
また、じぶん銀行は完全ネット完結型の住宅ローンで、契約書の捺印や郵送などの手間が一切ありません。手間の省略に加えて、収入印紙2万円なども節約できるのでとても嬉しいです。
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変動(新規) | 0.52 % |
変動(借り換え) | 0.47 % |
10年固定 | 0.695 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
イオン銀行は、変動金利がとても安く借りられ、借り換えにおすすめの住宅ローンです。イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオンカードがゴールドカードに昇格され、イオンでのお買い物が5%OFFになります。また旅行傷害保険の無料付与、全国のイオンラウンジの利用権が得られるという特典もつきます。
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12月固定金利0.04%低下

12月は審査が甘くなる!

3月引越しシーズンは10万円も引っ越し費用が高くなる