2018年2月住宅ローン固定0.04%上昇【金利予想】

 2018年2月住宅ローン金利は、固定金利が最大0.04%の上昇と予想されています。先日、日銀が発表した方針に市場が大きく反応し、来月の住宅ローン金利の引き上げの予兆が高まっています。

一方で、変動金利は先月と同水準に留まる見込みです。

融資のタイミングを見計らっている方は、1月金利のほうが有利となりそうです。。

  • 変動金利は1月と同水準
  • 固定金利は0.04%上昇
  • フラット35は0.04%上昇

変動金利は1月と同水準

2月の変動金利は、1月と同水準の金利となる見込みです。

一般的に変動金利は、4月と10月に金利の見直しが行われます。昨年の12月は一部の銀行でイレギュラーの金利更新がありましたが、2月には動きがなさそうです。

次の変動金利の更新となる4月までは、現在の金利水準で借りることができそうです。

住信SBIネット銀行 三菱UFJ銀行
2017年2月 0.497 0.625
3月
4月
5月 0.497
6月 0.444
7月
8月
9月
10月 0.477
11月
12月
2018年1月
2月予想 0.477 0.625

変動金利は、変化がない場合は0.001%も動かさないという銀行が多いです。固定金利と違い、微調整も入らないので、借り入れ時期をあまりこだわる必要はありません。

ただし、支払う金利の確定は、申し込み時点ではなく、実際にお金が振り込まれる日(融資実行)という点には要注意です。住宅ローンは申し込みから手続きが完了するまでに1ヶ月程度かかりますので、余裕を持ってスケジュールを考えておかないと、狙った金利で借りれなくなってしまうことになりかねません。

2月に融資を受けたい方は、1月中に申し込みしておくと良いでしょう。

  • ネット銀行:0.5%前後
  • 大手銀行:0.6%~0.9%

固定金利は0.04%上昇

2018年2月の固定金利は0.04%上昇となる見込みです

このグラフは、各銀行が住宅ローンの固定金利を設定する際の基準としている、10年国債の金利グラフです。

国債の金利が1.0%であれば、住宅ローンの金利はプラス1.0%上乗せし、2.0%となります。もし国債の金利が1.5%に上昇すると、住宅ローンもそれに引っ張られて、2.5%となるわけです。上乗せした金利分が、銀行の利益というわけです。単純な仕組みですね。

国債 住宅ローン
1.0% 2.0%
1.5% 2.5%
2.0% 3.0%

住宅ローンの固定金利は、前月の15日前後に決定します。つまり、2月の金利は、1月15日あたりのグラフを読み解けば予想ができます。

グラフを見ますと、1月に入ってから金利が0.04%ほど上昇していることがわかります。このため、住宅ローン金利も0.04%上昇することが予想されます。

ソニー銀行住宅ローン金利
金利タイプ 期間 11月 12月 1月 2月
変動金利 0.499 0.479 0.479 0.457
固定金利 2年 0.814 0.809 0.814 0.828
3年 0.836 0.828 0.828 0.842
5年 0.937 0.923 0.917 0.938
7年 0.978 0.962 0.964 0.994
10年 0.978 0.962 0.964 0.994
15年 1.263 1.249 1.252 1.285
20年 1.417 1.402 1.400 1.435
20年超 1.563 1.535 1.531 1.568
  • 5年:0.021%上昇
  • 10年:0.03%上昇
  • 20年:0.035%上昇
  • 20年超:0.037%上昇

ソニー銀行がひと足早く、2月の住宅ローン金利を発表しました。

一般的に金利の発表は月はじめの1日に行われますが、ソニー銀行のみ少し早めの更新が行われます。翌月の金利動向を先に知ることができるので、他銀行で借り入れ予定の方もチェックしておくと良いですよ!

2月の固定金利は、最大0.037%の大きな上昇が見込まれています。長期固定金利ほど、上昇幅が大きい傾向にあります。

残念ながら他銀行でも、2月は金利が上昇することになるでしょう。融資のタイミングを見計らっている方は、1月中に手続きをした方が吉でしょう。

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国債買い入れオペを減額

住宅ローン固定金利の上昇の引き金となったのが、日銀が1月9日に発表した、国債買い入れオペの減額です。

日銀は定期的に、国債を〇〇円分買いますよ、という発表をします。9日には、予想されていたよりも購入額が200億円分少なくなるという内容でした。

国債は、買いたい人が多いと金利が下がり、買いたい人が減ると金利が上がります。

一度に何千億円という売買をする大口顧客の日銀が買い入れ額を減らすと発表したことによって、国債の利率は上昇してしまったのです。さらに、国債の利率を基準にして金利を決めている、住宅ローンの金利も引き上げられること繋がっています。

フラット35は0.04%上昇

11月 12月 1月 2月
債権利率 0.43% 0.40% 0.42% 0.46%

フラット35は、住宅金融支援機構という機関が発行する債権を元に金利が決められています

フラット35も、固定金利と同様に0.04%ほどの上昇が見込まれています。

【2月フラット35予想】

  • 20年以下フラット35:1.15%
  • 21年以上フラット35:1.20%
21年以上金利 手数料
ARUHI(頭金20%以上) 1.02% 借入額x2.16%
楽天銀行(借り換え) 1.20% 借入額x0.756%
住信SBIネット銀行 1.20% 借入額x1.08%

フラット35の最安金利をもつ銀行をピックアップしました。

金利が最も低いのがARUHIで、各社よりも0.2%低いARUHIスーパーフラットというプランが利用できます。ただし、自己資金が20%以上という条件がつきます。条件付きですが、これが国内で最も安く借りられるプランです。

自己資金をしっかりと準備している方は、金利が大きく下げられますのでARUHIがおすすめです!

一方で楽天銀行は、借り換えの方を対象に手数料を引き下げるプランを持ちます。借り換えを検討している方であれば、手数料が安い楽天銀行がすすめです!

  • 自己資金20%以上ならARUHIがお得!
  • 借り換えなら楽天銀行がおすすめ

早めの申し込みをおすすめ

もし住宅の購入が決定しているという人であれば、今年中に住宅ローンの申し込み手続きを済ませておくことをおすすめします。

年明けに入ると、住宅ローンの申し込みピーク、さらには引っ越しシーズンに入ってしまい、手続きに時間がかかったり費用が割高になってしまうことになります。

  • 1月~3月:住宅ローン申込みピーク
  • 2月~4月:引越しピーク

3月の引越し代金は10万円も高い!?

日本では新学期・新年度に向けて、3月・4月の引越し需要が非常に高くなります。このため引越し業者への申込みが殺到し、電話がつながらなかったり、引越し料金が上がってしまう時期となります。

住宅売買の手続きや登記の方法、住宅ローンの申込み・審査など初めてすることばかりで混乱しがちですが、最終的には引越しの完了がゴールです。引っ越し完了の時期から逆算してスケジュールを立てましょう。

もっとも安い時期と比較すると、3月の休日では引越し代金が2倍以上にもなります。住宅ローンの手続きを遅らせてしまうと、余分な出費が増えてしまいます!

  • 2月~4月は高い
  • 月末/月初は高い
  • 土日祝日は高い
  • 午後便より午前便の方が高い
距離 トラック 費用・料金相場
東京都中野区~千葉県船橋市(27km) 4トン2台 18万円
東京都八王子市~茨城県水戸市(130km) 4t x1台 16万円
富山市~東京都23区内(250km) 2t x1台 17万円
静岡県沼津市~静岡市(60km) 4t x1台 10万円
大阪府大阪市~埼玉県大宮市(400km) 4t x1台 20万円
愛知県名古屋市~大府市(20km) 3t x1台(ピアノ搬送、ウオシュレット外し) 20万円
長野県佐久市~新潟県長岡市(137km) 2t x1台 10万円
兵庫県加古川市~大阪府生野区(70km) 4t x1台 12万円
福岡県福岡市~沖縄県那覇市(860km) 4t x2台 38万円
北海道富良野市~東京都23区内(880km) 4t x1台 36万円

移動距離や地域、荷物の量によっても差がありますが、3月・4月に4tトラック1台(家族4人分)借りると20万円前後かかります。また土日祝日に引越しを頼む場合は2~3割増しの料金となってしまいます。5月~2月までの価格と比較すると、10万円以上も違ってきます。

もし1月の中ごろまでに引越しができれば、十数万円の余分な費用がいらなくなります。10万円あれば新生活スタートにむけて新しくソファーを新調したり、夏にはバーベキューセットを買って庭先でパーティを開くこともできますよ!

住宅ローン申込みのピークは1ヶ月早い

4月はこどもが学校へ入学したり、あたらしい職場の着任日となるため、引越しのピークが3月、4月にきますが、住宅ローン申込みも同時期に増える傾向にあります。

しかし、住宅ローンは申込みや審査の手続きに時間がかかることから、住宅ローンの申込みピークは約1ヶ月ほどはやく来ることになります。2月、3月に住宅ローンの申込みをし、3月末までに入居するという人が多いのです。

可能であればこの時期を外して住宅ローンの申込みと手続きを済ませておくべきでしょう。

2~4月は住宅ローンの申し込みが通常時の2~3倍にもなります。このため、銀行や保証会社などが人手不足になってしまい、手続きに普段よりも時間がかかってしまうことが多いのです。

住宅ローンの審査が遅れてしまい、さらに審査が通らなかったとなっては大変です。スケジュールが遅れてしまうと、引越しのキャンセル料がかかってしまったり、最悪の場合は4月までに入居が間に合わない・・・ということもありえます。

なんだかんだいっても、銀行も商売なんだから申込みすればなんとかなるでしょ?と思っている人もいるかもしれません。でもその考え方は甘いです。筆者の知人が新生銀行の広告部署に勤めていますが、今年の2月はあまりにも申込みが増えて人手が足らなくなってしまったため、広告の出稿を停止して、住宅ローンの受け付けも待ってもらうような状態だったそうです。

住宅ローンの手続きは銀行だけではなく、保証会社や不動産会社などさまざまな会社が関わっているため、それぞれのスケジュール合わせも大変なのです。

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