6月マイナス金利の影響でまだまだ住宅ローン低金利【速報】

6月住宅ローン金利

6月金利発表!

6月金利動向
変動金利 据え置き
固定金利 0.05%~0.1%低下
フラット35 0.02%~0.03%上昇

6月に入り、全銀行の金利が出そろいました。

変動金利は、新生銀行が0.05%引き下げて0.5%に、楽天銀行が0.049%引き下げて、0.519%となりました。他銀行は据え置きとなっています。

変動金利の最安値は、住信SBIネット銀行の借り換え金利が0.497%となっています。

固定金利は0.05%~0.1%ほど低下となっています。マイナス金利の影響が継続しており、長期固定金利がさらに低下を続けています。

フラット35は、8ヶ月ぶりとなる金利の引き上げが行われました。
20年以下の金利が0.03%上昇し、0.99%に、21年以上の金利が0.02%上昇し、1.1%となっています。

フラット35Sは0.3%優遇されるため、当初優遇期間の金利が、20年以下は0.69%、21年以上は0.8%となっています。

6月マイナス金利の影響まだまだ続く

5月27日、三菱東京UFJ銀行は、6月適用の10年固定を0.05%引き下げると発表しました。三井住友信託銀行も10年固定を0.05%引き下げ、過去最低の0.5%となります。

大手銀行の金利引き下げが決まり、ネット銀行などの他社もこれに続き金利の引き下げがされると予想されています。

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6月は金利変動のターニングポイント

今年2月に発表された日銀のマイナス金利の影響で、住宅ローンの金利が大きく下がっています。6月も引き続き、低金利が予想されています。

しかし、6月は市場金利の変動のターニングポイントになる月になるかもしれません。マイナス金利の導入から4ヶ月を経過し、経済への効果報告が出される頃合いです。6月15日、16日に開かれる、金融政策決定会合で、次の金融緩和が行われるのか?内容、規模によって7月の金利が大きく動く可能性があります。

日銀の黒田総裁は「マイナス金利政策の効果は、住宅ローン金利など金利面ですでに表れており、今後は実体経済や物価にも着実に波及すると考えられる」「企業にとってはこれまで経験したことのない低い金利になっており、空前の投資チャンスだ」(NHK NEWSWEB)と発言しており、5月の金融緩和を先送りにしています。

しかし、市場の評価はやや違うようです。マイナス金利のインパクトは当初ほど大きかったものの、思っていたよりも効果が上がっていないという意見も多いです。金利が低下していても「貸し出し需要は伸びておらず、今のところマイナス金利の効果は限定的」(大手銀行関係者)と、厳しい声も上がっています。

マイナス金利の影響で、住宅ローン金利が下がることは私たち生活者にとってはメリットですが、銀行にとっては利益が下がりデメリットの方が強いです。もしも、このまま金融緩和がされないと銀行の経営が苦しくなり、金利の引き上げに動く可能性もあります。

実際に大手銀行は、マイナス金利の導入直後の3月には大きく金利を下げましたが、4月に入ると一転、金利を引き上げました。マイナス金利による金利低下を食い止めたい、負担を消費者に転嫁しようという思惑がうかがえます。

住宅ローン金利に影響のあるニュース

今後、住宅ローン金利に影響のありそうなニュースを紹介・解説します。4月に発生した熊本地震の影響、5月末の伊勢志摩サミット開催など、気になるニュースは多いです。

熊本地震の影響は?

熊本地震の災害復旧のため、7780億円の補正予算が決定しました。復興予算は国債の発行はしないという発表があり、住宅ローンの金利には影響がなさそうです。

東日本大震災の際は、大規模な国債の発行がされた影響で0.3%ほど金利が上がりましたが、今回はその心配はなさそうです。

熊本地震の復興予算は、マイナス金利で発生した利益を利用するそうです。マイナス0.1%の金利によって、お金が預けられると国に「利益」がでるという状態になっていました。

伊勢志摩サミットの影響

サミットとは、日本語では主要国首脳会議とも言われ、世界の主要国の首脳が一度に会する重要なイベントです。サミットでは各国の問題ではなく、世界全体の経済、政治的課題が話し合われる場です。

参加国は仏、米、英、独、日、伊、加(カナダ)、露に加えて、欧州連合などの代表者も参加します。なお、ロシアはクリミア併合を機に主要国から離脱し、伊勢志摩サミットでも不参加となっています。

伊勢志摩サミットの主要議題として、公式サイトのトップに記載されているのが「世界経済・貿易」です。日本は、最近の円高・株安をなんとかするための、次の一手が発表されるのではないと期待と注目が集まっています。

住宅ローンの金利への影響はというと、サミットがきっかけで金利が大きく動くことはありません。サミットではあくまで大まかな方針を話し合う場なので、具体的な政策の発表まで影響はないでしょう。

消費増税延期の影響はなし

伊勢志摩サミットでは、安倍首相が現在は「リーマンショック前夜と似ている」と発言し、議論が沸き起こっています。

本当に今の景気がそこまで悪いのかはともかく、これを理由として10%消費税増税の先送りをすることが決定されました。

消費増税延期が金利に及ぼす影響はあるでしょうか?

市場は、消費増税の延期による影響はないと見ています。あくまで「現状維持」ですから、景気が良くなることも悪くなることもありません。

消費税増税の延期で住宅ローン金利に影響はある?

アメリカ経済は好調?

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世界的に暗いニュースばかり耳に入ってきますが、実はアメリカの経済は今とても好調です。アメリカの失業率は2010年には約10%に達していましたが、現在では4.85%と下降傾向にあります。「完全雇用」の指標とされる4.7%も視野に入っており、給料も徐々に上がっています。

アメリカ経済の好調をうけて、6月に開かれるFOMCでは利上げがされるかもしれないと注目が集まっています。アメリカの利上げが実施されれば、日本の金利にも少なからず影響があるでしょう。

しかし、6月2日のFRB会合では、直近3ヶ月の雇用率がまた0.3pt下落したと報告されました。好調だと思っていた雇用市場が、また悪化していることがわかったのです。この報告を受けて、金融政策は「現状維持」と決定されました。

利上げには継続的な景気の回復が必要です。6月現在でまだまだ不安定な事を考えると、年内の利上げはされないと見られています。

※※ 以下5月28日以前に掲載した金利予想記事です ※※

変動金利は維持

ソニー銀行住宅ローン金利
金利タイプ 期間 3月 4月 5月 6月
変動金利 0.519 0.499 0.499 0.499
固定金利 2年 0.651 0.65 0.65 0.65
3年 0.654 0.65 0.65 0.65
5年 0.706 0.7 0.7 0.7
7年 0.79 0.756 0.719 0.7
10年 0.865 0.79 0.79 0.79
15年 1.251 1.082 1.002 0.979
20年 1.464 1.219 1.112 1.097
20年超 1.614 1.331 1.192 1.189

ソニー銀行がはやくも6月の金利を発表しました。変動金利は変わらず、低金利のままですね。

マイナス金利が導入されてから、変動金利は0.2%ほど低下しています。ソニー銀行は変動金利が全銀行中もっとも安い水準ですから、ソニー銀行の変動金利が動かなければ他銀行も6月は変化なしとなりそうです。

変動金利で借り入れをする場合は、金利がお得なうちに、できるだけ早く返済をスタートさせましょう。

固定金利はどうなる?10年国債の動き

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住宅ローンの固定金利は、10年国債をもとにプラス0.5~1.0%を上乗せされたものです。

マイナス金利が導入された2月はじめごろに、国債の金利がどーんと落ちていますね。同じように、住宅ローンの固定金利も大きく下がりました。

6月の金利は、5月半ばごろの相場をもとに決められます。5月12日の金利は、4月8日ごろとほとんど同じです。つまり、6月の固定金利は5月と同水準の低金利が維持されるだろうと考えられます。

また、ソニー銀行では15年固定、20年固定、20年超え固定を0.05%下げていますから、ライバル銀行に負けないように他ネット銀行でも若干の引き下げを行うかもしれません。

フラット35は0.02%利上げ

債券利率 6月フラット35
20年以下 0.36% 1.0%
21年以上 0.36% 1.1%

5月20日に5月発行分のフラット35債券の利率が発表されました。フラット35は、この債券の金利に0.7~0.74%上乗せした金利となります。

フラット35の6月金利は、20年以下が1.0%、21年以上が1.1%となりそうです。

また、フラット35Sはここから0.3%下げた数値となるため、20年以下が0.7%、21年以上は0.81%となります。

フラット35で借入を検討している方は5月中に融資を受けた方が、金利が安くなりそうです。

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