2018年11月住宅ローン固定0.04%上昇【金利予想】

2018年11月住宅ローン金利は、固定金利が最大0.04%の上昇と予想されています。
9月から金利の上昇傾向は継続しており、11月も高止まりとなりそうです。
変動金利の更新月となる10月は、金利の据え置きとなりました。ただし、固定金利の引き上げにともない、変動金利も調整が入る可能性はあります。
- 変動金利は10月と同水準
- 固定金利は最大0.04%上昇
- フラット35は最大0.04%上昇
変動金利は10月と同水準
参考記事:日本経済新聞
記事によると、日銀の長期金利上昇傾向により、金利の上昇を容認する方針が示されました。
10月は大手銀行を中心に変動金利の据え置きが決定されました。しかし、9月から続く固定金利の引き上げにより、変動金利の調整が入る可能性があります。
特にネット銀行は一般的な更新月となる4月・10月以外の月でも調整が入る傾向があります。今後の動向には注視していただきたいです。
住信SBIネット銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
2017年10月 | 0.477 | 0.625 |
11月 | ↓ | ↓ |
12月 | ↓ | ↓ |
2018年1月 | ↓ | ↓ |
2月 | ↓ | ↓ |
3月 | ↓ | ↓ |
4月 | 0.457 | ↓ |
5月 | ↓ | ↓ |
6月 | ↓ | ↓ |
7月 | ↓ | ↓ |
8月 | ↓ | ↓ |
9月 | ↓ | ↓ |
10月 | 0.457 | 0.625 |
11月予想 | 0.457 | 0.625 |
変動金利は、継続的に低下傾向にありましたが、上昇に転ずる可能性が高まっています。
昨年も9月から10月にかけて、ネット銀行を中心に金利の見直しがされております。日銀の金利上昇を容認する発言を背景に、金利が引き上げられる可能性があります。
とはいえ、5年ほど前はネット銀行の最安金利も0.7%前後でしたから、これでもまだ低い水準とは言えそうです。
一般的に、金利の引き上げは固定金利が先となり、後に続いて変動金利が引き上げられることになります。固定金利の引き上げが続いているということは、変動金利に調整が入るサインとも言えます。
金利が上がってしまうリスクのある変動金利から、固定金利に借り換えを検討するユーザーも増加しています。
※住信SBIネット銀行変動金利は三井住友信託銀行の口座開設で0.447%に引下げ。
固定金利は最大0.04%上昇
金利タイプ | 期間 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
変動金利 | — | 0.457 | 0.457 | 0.457 | 0.457 |
固定金利 | 2年 | 0.818 | 0.833 | 0.834 | 0.838 |
3年 | 0.833 | 0.855 | 0.856 | 0.863 | |
5年 | 0.921 | 0.961 | 0.962 | 0.974 | |
7年 | 0.966 | 1.031 | 1.032 | 1.049 | |
10年 | 0.966 | 1.07 | 1.06 | 1.1 | |
15年 | 1.31 | 1.436 | 1.481 | 1.512 | |
20年 | 1.442 | 1.578 | 1.62 | 1.659 | |
20年超 | 1.558 | 1.701 | 1.744 | 1.787 |
- 5年:0.008%上昇
- 10年:0.02%低下
- 20年:0.043%上昇
- 20年超:0.043%上昇
ソニー銀行がひと足早く、11月の住宅ローン金利を発表しました。
一般的に金利の発表は月はじめの1日に行われますが、ソニー銀行のみ少し早めの更新が行われます。翌月の金利動向を先に知ることができるので、他銀行で借り入れ予定の方もチェックしておくと良いですよ!
このグラフは、各銀行が住宅ローンの固定金利を設定する際の基準としている、10年国債の金利グラフです。
国債の金利が1.0%であれば、住宅ローンの金利はプラス1.0%上乗せし、2.0%となります。もし国債の金利が1.5%に上昇すると、住宅ローンもそれに引っ張られて、2.5%となるわけです。上乗せした金利分が、銀行の利益というわけです。単純な仕組みですね。
国債 | 住宅ローン |
1.0% | 2.0% |
1.5% | 2.5% |
2.0% | 3.0% |
住宅ローンの固定金利は、前月の15日前後に決定します。つまり、11月の金利は、10月15日あたりのグラフを読み解けば予想ができます。
グラフを見ますと、先月と比較して0.04%ほどの上昇となっています。このため、10月住宅ローンの金利も0.04%の上昇となると予想できます。
10月に引き続き、11月も金利の上昇傾向が高まっており、今後の動向に注視する必要があります。
フラット35は最大0.04%上昇
フラット35は最大0.04%上昇と予想しています。
【11月フラット35予想】
- 20年以下フラット35:1.17%
- 21年以上フラット35:1.25%
21年以上金利 | 手数料 | |
ARUHI(頭金20%以上) | 1.07% | 借入額x2.2% |
楽天銀行(借り換え) | 1.25% | 借入額x0.99% |
住信SBIネット銀行 | 1.25% | 借入額x2.2% |
フラット35の最安金利をもつ銀行をピックアップしました。
金利が最も低いのがARUHIで、各社よりも0.2%低いARUHIスーパーフラットというプランが利用できます。ただし、自己資金が20%以上という条件がつきます。条件付きですが、これが国内で最も安く借りられるプランです。
自己資金をしっかりと準備している方は、金利が大きく下げられますのでARUHIがおすすめです!
一方で楽天銀行は、借り換えの方を対象に手数料を引き下げるプランを持ちます。借り換えを検討している方であれば、手数料が安い楽天銀行がすすめです!
- 自己資金20%以上ならARUHIがお得!
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住宅ローン申し込みは年内が吉
住宅ローンの申し込みは、毎年1~3月に急増します。これは、日本の企業や学校が4月を1年の区切りとしており、3月までに引っ越しをしたいと考える人が多いからですね。
この影響により様々な弊害が予想されますので、すでにマイホームの購入と住宅ローンの借入を決めている方は、年内に申し込みだけでも済ませておくことをおすすめします。
- 手続き・レスポンスが遅れる
- 審査がシビアになる
- 引っ越し料金が上がる
- 融資時期は後から選べる
手続き・レスポンスが遅れる
1~3月は、通常の2倍以上の申し込みが殺到します。もちろん、銀行側も人員増加などの対策はとっていますが、どうしても通常よりも手続きやレスポンスが遅くなります。
サポート電話がなかなか繋がらなかったり、返信メールが遅れてしまうこともしばしばです。
住宅ローンの手続きのために、役所や会社に書類を作ってもらう必要もありますから、ひとつ遅れが出てしまうとスケジュールが大きく変わってしまうこともありえます。
審査がシビアになる
これは公式の情報ではありませんが、実際に住宅ローンの担当として働いている知人が教えてくれたことです。
1~3月は銀行にとっては繁忙期となり、とにかく忙しくなるため審査がシビアになることもしばしばだそうです。とはいえ、審査の基準が上がるわけではなく、甘さがなくなると考えてください。
銀行マンも営業職ですから、毎月の売上目標があります。通常であれば、審査に厳しい方でもじっくり相談しながらなんとかクリアし売上につなげようと努力します。しかし、申し込みが殺到する1~3月は、時間のかかるお客さんよりも審査に確実に通る人が優先されてしまいがちです。
審査に自信がないという方は、できるだけ早めに申し込んでおくと、丁寧な対応を受けられるでしょう。
引っ越し料金が上がる
引越し料金は、時期によっても大きく差が出ます。最も高額になるのが3,4月で、11月に最も安くなります。3万円以上も差額がでますので、無視できませんよ。
また、3,4月は料金が高いだけではなく、予約も非常に難しくなります。土日しか休めないという方は、特に要注意です。
早めに住宅ローンを組んで、年内に引っ越しまで完了できれば、新しいマイホームでゆっくりと新年を迎えることもできますよ!
融資時期は後から選べる
住宅ローンは、どのタイミングでお金を借りるのか(融資実行)を自由に選ぶことができます。住宅ローンの申込や審査だけ先に済ませておいて、融資実行は年明けにすることも可能です。
また、住宅ローンの金利は、融資実行したタイミングで確定します。
申し込みが年内でも、来年に融資実行すれば、金利は来年のものとなります。11月は金利の上昇が見込まれていますが、融資を遅らせて金利が下がったタイミングを狙うということもできます。
申込みが殺到する年初を避けるためにも、早めに手続をしておくことをおすすめします。
長期返済ならフラット35
新しくマイホームを購入する人、固定金利で借り換えたいという方は、長期固定金利が安く借りられるフラット35がお勧めです。
目安として、20年以上の返済期間になる方は固定金利がおすすめです。
通常の住宅ローンの固定金利と比較すると、0.3~0.7%も金利が違います。固定金利は借りた際の金利がずっと続くため「いつ借りるか」が非常に大切です。マイナス金利の影響で、住宅ローン金利が下がっている今は、フラット35の借り入れがしやすい時期になっています!
ただし、フラット35では団信は任意加入のため、団信を利用する際は0.2%の金利上乗せとなります。八大疾病団信をつけるとさらに0.3%追加と、通常プランと変わらなくなってしまうこともあります。金利はもちろん、保証料、保険料、事務手数料などの総返済額でプランを決めましょう。
住宅ローンの金利の適用は、契約時ではなく融資が行われた月の金利です。上の図の場合、申し込みは1月にしていますが、融資が行われたのは2月なので、2月の金利が適用されます。住宅ローンは申し込み手続きや審査などで1ヶ月くらいはかかります。申し込みと手続きをできるだけ早く進めておきましょう!
【1月最新】フラット35おすすめBEST3!
15~20年 | 0.78 % |
21~35年 | 0.78 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
ARUHIはフラット35専門取扱い銀行として、全国シェアNO.1の銀行です。フラット35業界の中でもっとも古くから取り扱っていることから、確かなノウハウと充実したサポートが期待できます。10割融資やフラット50といった他の銀行ではないプランもあるため、状況に合わせた最適なプランを選択できます。
特に、自己資金の割合によって金利が大幅に安くなります。(ARUHIスーパーフラット)これは国内のフラット35では、最も安く借りれるプランです!※ARUHIスーパーフラットでは、事務手数料が2.2%
またARUHIは手続きが非常に速いことでも有名で、仮審査は最短で当日、本審査も最短3日と圧倒的です。フラット35の借り入れを検討している方であればまず申込みしておくべき銀行のひとつでしょう。
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15~20年 | 1 % |
21~35年 | 1.09 % |
事務手数料 | 借入額x1.1% 借入額x0.99%(借り換え) |
amazonと並ぶ日本最大のネット通販を運営する楽天が提供する住宅ローンです。ネット通販の価格の安さを住宅ローンにも持ち込み、業界最安金利で住宅ローンを借りれます。
楽天銀行は手数料が一番安いのもおすすめのポイントです!フラット35の借り換えを検討している人には最適な銀行でしょう。
さらに、契約後は楽天での買い物に追加ポイントがもらえたり、サービス優待がもらえるなど、他の銀行にはない特典がつきます。
- ネット銀行ならではの低金利
- 手数料が他銀行と比較して格段に安い
- 楽天ポイントアップや楽天グループのサービスで優待が受けられる特典が豊富
15~20年 | 1 % |
21~35年 | 1.09 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
住宅ローン業界で人気NO.1の住信SBIネット銀行が、新たにフラット35の提供を開始しました。ネット銀行というと、手続きが難しくて敷居が高い、名前の聞いたことのない銀行で不安だという印象もありますが、住友グループをバックボーンとする住信SBIネット銀行であれば安心です。
フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い住宅ローンプランであり、新規・借り換えともにおすすめです!
- フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い
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- 通常プラン・フラット35ともに住宅ローン業界人気NO.1
短期返済・借り換えなら変動金利
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三菱UFJ銀行の変動金利の変動金利のように金利に幅のある銀行や、3年固定、5年固定、10年固定のような短期間の固定金利は避けましょう。固定期間が終了すると、通常の金利よりも割高な金利が適用されます。
変動金利を借りるなら、金利が安くサービスの充実しているネット銀行がおすすめです。
【1月最新】変動金利おすすめBEST3!
変動(新規) | 0.44 % |
変動(借り換え) | 0.428 % |
10年固定 | 0.61 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
「金利の安さ」で人気が広がるネット銀行のなかでも特に注目されているのが住信SBIネット銀行です。最大の魅力は業界で1位の金利の低さです!短期間で一気に返済するという人や、借り換えの人におすすめです。
また住信SBIネット銀行のもうひとつの強みは「全疾病保障付団信が無料」です。住宅ローンの借り入れに必須の団信は総額170万円相当になりますが、住信SBIネット銀行であれば無料で利用できます。
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【来店相談】
やはり住宅ローンは相談しながらじっくり決めたいという方は、お店で担当者と個別相談にのってもらうことができます。
大宮 | 新宿 | 秋葉原 | 大阪 |
横浜 | 名古屋 | 浜松 | 福岡 |
変動(新規) | 0.41 % |
変動(借り換え) | 0.41 % |
10年固定 | 0.53 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同で融資する、ネット銀行です。変動金利が業界トップの安さで、借り換えユーザーに人気の住宅ローンです。
さらに、がんと診断された時点で残ローンが半分になるがん1/2保障が無料でついてきます。住信SBIネット銀行の全疾病保障は対象が幅広いものの、適用条件が「就業不能状態」と非常にハードルが高いというデメリットがあります。一方でじぶん銀行のがん保障は「診断時」に即座に適用されます。
また、じぶん銀行は完全ネット完結型の住宅ローンで、契約書の捺印や郵送などの手間が一切ありません。手間の省略に加えて、収入印紙2万円なども節約できるのでとても嬉しいです。
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変動(新規) | 0.52 % |
変動(借り換え) | 0.47 % |
10年固定 | 0.595 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
イオン銀行は、変動金利がとても安く借りられ、借り換えにおすすめの住宅ローンです。イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオンカードがゴールドカードに昇格され、イオンでのお買い物が5%OFFになります。また旅行傷害保険の無料付与、全国のイオンラウンジの利用権が得られるという特典もつきます。
イオンでお買い物を頻繁にされる方なら、生活費を抑えられるため、他の住宅ローンよりもかなりお得になります。各店舗にイオン銀行の店舗があり、相談やATM利用がしやすいのも嬉しいです。
- 金利が低く、借り換えに最適
- イオンのお買い物が5%OFF
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変動金利は10月と同水準

固定金利は最大0.04%上昇

フラット35は0.04%上昇