2018年10月住宅ローン固定0.04%上昇、変動金利も上昇か!?【金利予想】

2018年10月住宅ローン金利は、固定金利が最大0.04%の微上昇と予想されています。
9月の上昇に続き来月も高い金利水準となる可能性が高まっています。
さらに10月は大手銀行の変動金利の更新月となっていますが、固定金利の引き上げにともない、変動金利も上る可能性があります。
- 変動金利の上昇に注意!
- 固定金利は最大0.04%上昇
- フラット35は最大0.03%上昇
変動金利の上昇に注意!
参考記事:日本経済新聞
記事によると、日銀の長期金利上昇傾向により、金利の上昇を容認する方針が示されました。
10月は大手銀行を中心に変動金利が見直される月です。固定金利の引き上げが続く中、変動金利も上昇する可能性があります。
住信SBIネット銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
2017年9月 | 0.444 | 0.625 |
10月 | 0.477 | ↓ |
11月 | ↓ | ↓ |
12月 | ↓ | ↓ |
2018年1月 | ↓ | ↓ |
2月 | ↓ | ↓ |
3月 | ↓ | ↓ |
4月 | 0.457 | ↓ |
5月 | ↓ | ↓ |
6月 | ↓ | ↓ |
7月 | ↓ | ↓ |
8月 | ↓ | ↓ |
9月 | 0.457 | 0.625 |
10月予想 | 0.5? | 0.7? |
変動金利は、継続的に低下傾向にありましたが、上昇に転ずる可能性が高まっています。
昨年も9月から10月にかけて、ネット銀行を中心に金利の見直しがされております。日銀の金利上昇を容認する発言を背景に、金利が引き上げられる可能性は高いでしょう。
とはいえ、5年ほど前はネット銀行の最安金利も0.7%前後でしたから、これでもまだ低い水準とは言えそうです。
しかし逆に考えると、今後5年間で急激に金利が引き上げられる可能性も考慮しておきましょう。
金利が上がってしまうリスクのある変動金利から、固定金利に借り換えを検討するユーザーも増加しています。
固定金利は最大0.04%上昇
金利タイプ | 期間 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
変動金利 | — | 0.457 | 0.457 | 0.457 | 0.457 |
固定金利 | 2年 | 0.828 | 0.818 | 0.833 | 0.834 |
3年 | 0.846 | 0.833 | 0.855 | 0.856 | |
5年 | 0.939 | 0.921 | 0.961 | 0.962 | |
7年 | 0.99 | 0.966 | 1.031 | 1.032 | |
10年 | 0.99 | 0.966 | 1.07 | 1.06 | |
15年 | 1.31 | 1.31 | 1.436 | 1.481 | |
20年 | 1.442 | 1.442 | 1.578 | 1.62 | |
20年超 | 1.558 | 1.558 | 1.701 | 1.744 |
- 5年:0.001%上昇
- 10年:0.01%低下
- 20年:0.045%上昇
- 20年超:0.043%上昇
ソニー銀行がひと足早く、10月の住宅ローン金利を発表しました。
一般的に金利の発表は月はじめの1日に行われますが、ソニー銀行のみ少し早めの更新が行われます。翌月の金利動向を先に知ることができるので、他銀行で借り入れ予定の方もチェックしておくと良いですよ!
このグラフは、各銀行が住宅ローンの固定金利を設定する際の基準としている、10年国債の金利グラフです。
国債の金利が1.0%であれば、住宅ローンの金利はプラス1.0%上乗せし、2.0%となります。もし国債の金利が1.5%に上昇すると、住宅ローンもそれに引っ張られて、2.5%となるわけです。上乗せした金利分が、銀行の利益というわけです。単純な仕組みですね。
国債 | 住宅ローン |
1.0% | 2.0% |
1.5% | 2.5% |
2.0% | 3.0% |
住宅ローンの固定金利は、前月の15日前後に決定します。つまり、10月の金利は、9月15日あたりのグラフを読み解けば予想ができます。
グラフを見ますと、先月と比較して0.02%ほどの上昇となっています。このため、10月住宅ローンの金利も0.02%の上昇となると予想できます。
ただし、ソニー銀行が0.04%の上昇を発表していることもあり、0.04%ほどの上昇を見込んでおきましょう。
9月に引き続き、10月も金利の上昇傾向が高まっており、今後の動向に注視する必要があります。
フラット35は最大0.03%上昇
フラット35は最大0.03%上昇と予想しています。
【10月フラット35予想】
- 20年以下フラット35:1.14%
- 21年以上フラット35:1.22%
21年以上金利 | 手数料 | |
ARUHI(頭金20%以上) | 1.04% | 借入額x2.2% |
楽天銀行(借り換え) | 1.22% | 借入額x0.99% |
住信SBIネット銀行 | 1.22% | 借入額x2.2% |
フラット35の最安金利をもつ銀行をピックアップしました。
金利が最も低いのがARUHIで、各社よりも0.2%低いARUHIスーパーフラットというプランが利用できます。ただし、自己資金が20%以上という条件がつきます。条件付きですが、これが国内で最も安く借りられるプランです。
自己資金をしっかりと準備している方は、金利が大きく下げられますのでARUHIがおすすめです!
一方で楽天銀行は、借り換えの方を対象に手数料を引き下げるプランを持ちます。借り換えを検討している方であれば、手数料が安い楽天銀行がすすめです!
- 自己資金20%以上ならARUHIがお得!
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金利上昇はいつまで続く!?
こちらは10年国債の1年間の推移グラフです。
8月に入ると急上昇し、9月も継続して高い水準を維持しているのがわかります。ちなみに、住宅ローンは1ヶ月前の国債金利を基準にして決められていますので、住宅ローンの金利が上がったのは9月でした。
ここで特に注目したいのが、赤い四角の範囲を突破していることです。
これまでは、日銀の方針で意図的に金利を0.1%以下にするようにコントロールしていました。低金利が続くことで、みんなが安心してお金を借りれるようにしていたのです。
ところが、さきほど紹介した記事のとおり、突然日銀がこの方針を撤回してしまいました。
0.1%以上になってもOKというお達しによって、金利が急上昇したのです。
年末にかけて金利は上がりやすい
残念ながら、年内は金利が高止まりする可能性が高いです。これは投資活動の影響が大きいです。
1年で最も株取引が盛んになるのが11月です。夏季休暇が開けてから11月ごろまでは、国債を売ってお金を作り、株取引に使われることになるわけです。
国債が売られる=金利が上昇となります。
住宅ローンの金利は1ヶ月遅れで反映されますので、12月ごろまでは高い金利水準となってしまうわけです。
ただし、現在は急上昇を警戒した様子見モードにもなっています。このまま上昇が続くのか、急上昇の反動から低下するのか見極める必要があります。
ただし、数カ月先の金利も予想が難しいのですから、数十年先を見通すことは不可能です。数十年単位となる住宅ローンでは、金利上昇のリスクの無い固定金利も検討してほしいです。
長期返済ならフラット35
新しくマイホームを購入する人、固定金利で借り換えたいという方は、長期固定金利が安く借りられるフラット35がお勧めです。
目安として、20年以上の返済期間になる方は固定金利がおすすめです。
通常の住宅ローンの固定金利と比較すると、0.3~0.7%も金利が違います。固定金利は借りた際の金利がずっと続くため「いつ借りるか」が非常に大切です。マイナス金利の影響で、住宅ローン金利が下がっている今は、フラット35の借り入れがしやすい時期になっています!
ただし、フラット35では団信は任意加入のため、団信を利用する際は0.2%の金利上乗せとなります。八大疾病団信をつけるとさらに0.3%追加と、通常プランと変わらなくなってしまうこともあります。金利はもちろん、保証料、保険料、事務手数料などの総返済額でプランを決めましょう。
住宅ローンの金利の適用は、契約時ではなく融資が行われた月の金利です。上の図の場合、申し込みは1月にしていますが、融資が行われたのは2月なので、2月の金利が適用されます。住宅ローンは申し込み手続きや審査などで1ヶ月くらいはかかります。申し込みと手続きをできるだけ早く進めておきましょう!
【4月最新】フラット35おすすめBEST3!
15~20年 | 0.88 % |
21~35年 | 0.88 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
ARUHIはフラット35専門取扱い銀行として、全国シェアNO.1の銀行です。フラット35業界の中でもっとも古くから取り扱っていることから、確かなノウハウと充実したサポートが期待できます。10割融資やフラット50といった他の銀行ではないプランもあるため、状況に合わせた最適なプランを選択できます。
特に、自己資金の割合によって金利が大幅に安くなります。(ARUHIスーパーフラット)これは国内のフラット35では、最も安く借りれるプランです!※ARUHIスーパーフラットでは、事務手数料が2.2%
またARUHIは手続きが非常に速いことでも有名で、仮審査は最短で当日、本審査も最短3日と圧倒的です。フラット35の借り入れを検討している方であればまず申込みしておくべき銀行のひとつでしょう。
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- 自己資金の割合により金利が低下!
- 豊富なプランとノウハウで安心のサポート
- 本審査が最短3日!圧倒的スピード手続き
15~20年 | 1.04 % |
21~35年 | 1.17 % |
事務手数料 | 借入額x1.1% 借入額x0.99%(借り換え) |
amazonと並ぶ日本最大のネット通販を運営する楽天が提供する住宅ローンです。ネット通販の価格の安さを住宅ローンにも持ち込み、業界最安金利で住宅ローンを借りれます。
楽天銀行は手数料が一番安いのもおすすめのポイントです!フラット35の借り換えを検討している人には最適な銀行でしょう。
さらに、契約後は楽天での買い物に追加ポイントがもらえたり、サービス優待がもらえるなど、他の銀行にはない特典がつきます。
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- 手数料が他銀行と比較して格段に安い
- 楽天ポイントアップや楽天グループのサービスで優待が受けられる特典が豊富
15~20年 | 1.04 % |
21~35年 | 1.17 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
住宅ローン業界で人気NO.1の住信SBIネット銀行が、新たにフラット35の提供を開始しました。ネット銀行というと、手続きが難しくて敷居が高い、名前の聞いたことのない銀行で不安だという印象もありますが、住友グループをバックボーンとする住信SBIネット銀行であれば安心です。
フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い住宅ローンプランであり、新規・借り換えともにおすすめです!
- フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い
- 住友グループのバックアップがあり借り入れが安心
- 通常プラン・フラット35ともに住宅ローン業界人気NO.1
短期返済・借り換えなら変動金利
変動金利は金利が安いのが魅力ですが、金利が上昇し、返済額が増えるリスクがあります。短期間で返済するという人や、借入金額が少ない借り換えの方であれば、金利の安い変動金利を利用して、お得に返済しましょう。目安として、20年以内に返済できる方は変動金利がおすすめです。
三菱UFJ銀行の変動金利の変動金利のように金利に幅のある銀行や、3年固定、5年固定、10年固定のような短期間の固定金利は避けましょう。固定期間が終了すると、通常の金利よりも割高な金利が適用されます。
変動金利を借りるなら、金利が安くサービスの充実しているネット銀行がおすすめです。
【4月最新】変動金利おすすめBEST3!
変動(新規) | 0.44 % |
変動(借り換え) | 0.428 % |
10年固定 | 0.66 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
「金利の安さ」で人気が広がるネット銀行のなかでも特に注目されているのが住信SBIネット銀行です。最大の魅力は業界で1位の金利の低さです!短期間で一気に返済するという人や、借り換えの人におすすめです。
また住信SBIネット銀行のもうひとつの強みは「全疾病保障付団信が無料」です。住宅ローンの借り入れに必須の団信は総額170万円相当になりますが、住信SBIネット銀行であれば無料で利用できます。
- 業界1位の低金利!0.44 %!
- 170万円相当の全疾病保障付団信が無料!
- 来店相談も可能。ネット銀行でも借り入れが安心。
【来店相談】
やはり住宅ローンは相談しながらじっくり決めたいという方は、お店で担当者と個別相談にのってもらうことができます。
大宮 | 新宿 | 秋葉原 | 大阪 |
横浜 | 名古屋 | 浜松 | 福岡 |
変動(新規) | 0.41 % |
変動(借り換え) | 0.41 % |
10年固定 | 0.525 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同で融資する、ネット銀行です。変動金利が業界トップの安さで、借り換えユーザーに人気の住宅ローンです。
さらに、がんと診断された時点で残ローンが半分になるがん1/2保障が無料でついてきます。住信SBIネット銀行の全疾病保障は対象が幅広いものの、適用条件が「就業不能状態」と非常にハードルが高いというデメリットがあります。一方でじぶん銀行のがん保障は「診断時」に即座に適用されます。
また、じぶん銀行は完全ネット完結型の住宅ローンで、契約書の捺印や郵送などの手間が一切ありません。手間の省略に加えて、収入印紙2万円なども節約できるのでとても嬉しいです。
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変動(新規) | 0.52 % |
変動(借り換え) | 0.47 % |
10年固定 | 0.695 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
イオン銀行は、変動金利がとても安く借りられ、借り換えにおすすめの住宅ローンです。イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオンカードがゴールドカードに昇格され、イオンでのお買い物が5%OFFになります。また旅行傷害保険の無料付与、全国のイオンラウンジの利用権が得られるという特典もつきます。
イオンでお買い物を頻繁にされる方なら、生活費を抑えられるため、他の住宅ローンよりもかなりお得になります。各店舗にイオン銀行の店舗があり、相談やATM利用がしやすいのも嬉しいです。
- 金利が低く、借り換えに最適
- イオンのお買い物が5%OFF
- 支店やATMが多くて便利

変動金利の上昇に注意

固定金利は最大0.04%上昇

フラット35は最大0.03%上昇