10月住宅ローン金利は固定0.02%低下【速報】

2017年10月住宅ローン金利は、固定金利が0.02%ほど低下となりそうです。変動金利は先月と同水準となる見込みです。

8月には、今年に入ってから最も高い水準にまで金利が上昇しましたが、9月には折り返し低下しました。しかし、低下の勢いも一服し、10月は金利が一旦落ち着く形になりそうです。

  • 変動金利は9月と同水準
  • 固定金利は微低下
  • フラット35は9月と同水準

変動金利は9月と同水準

10月の変動金利は、9月と同水準の金利となる見込みです。

一般的に変動金利は、4月と10月に金利の見直しが行われます。ただ、必ずしも更新されるわけではなく、更新見送りとなるケースも少なくありません。

今回も、特に大きなニュースも入っておらず、変動金利は据え置きとなりそうです。次の変動金利の更新は、2018年4月となります。

住信SBIネット銀行 三菱UFJ銀行
2016年10月 0.497 0.625
11月
12月
2017年1月
2月
3月
4月
5月 0.497
6月 0.444
7月
8月
9月
10月予想 0.444 0.625

住信SBIネット銀行のみ、例外的に6月に変動金利が低下しました。ただしこれは、他銀行との差別化が狙いの様で、ややイレギュラーな形です(0.444%は国内最安値)。

大手銀行や、その他のネット銀行の変動金利は、2016年5月から1年半あまり、金利更新がありません。

現在のところ、住宅ローンの金利に影響する大きなニュースも入ってきておらず、来月の変動金利は変更がなさそうです。変動金利は、来年4月までは今の金利水準で借りられそうです。

変動金利は、変化がない場合は0.001%も動かさないという銀行が多いです。固定金利と違い、微調整も入らないので、借り入れ時期をあまりこだわる必要はありません。

  • ネット銀行:0.5%前後
  • 大手銀行:0.6%~0.9%

固定金利は微低下

2017年10月の固定金利は微低下となる見込みです

このグラフは、各銀行が住宅ローンの固定金利を設定する際の基準としている、10年国債の金利グラフです。

国債の金利が1.0%であれば、住宅ローンの金利はプラス1.0%上乗せし、2.0%となります。もし国債の金利が1.5%に上昇すると、住宅ローンもそれに引っ張られて、2.5%となるわけです。上乗せした金利分が、銀行の利益というわけです。単純な仕組みですね。

住宅ローンの固定金利は、前月の15日前後に決定します。つまり、9月の金利は、8月15日あたりのグラフを読み解けば予想ができます。

国債 住宅ローン
1.0% 2.0%
1.5% 2.5%
2.0% 3.0%

グラフを見ますと、昨月と同水準の金利となっています。このため、10月固定金利は据え置きと予想できます。ただし、ソニー銀行が0.02%ほどの低下を発表しており、他銀行もこれに続いてやや引き下げとする可能性もあります。

8月の後半から、金利がグッと下がり、住宅ローンも安くなると期待していました。しかし、残念ながら9月に入ると一転して上昇し、元の水準まで戻ってしまいました。

金利の変化がないというと安定しているともとれますが、上下動の方向性が定まっておらず先行きが読みづらいとも言え、11月以降の金利予想は現段階では難しい状態です。

ソニー銀行住宅ローン金利
金利タイプ 期間 7月 8月 9月 10月
変動金利 0.499 0.499 0.499 0.499
固定金利 2年 0.823 0.829 0.807 0.8
3年 0.835 0.851 0.824 0.815
5年 0.924 0.955 0.92 0.904
7年 0.957 1.006 0.963 0.939
10年 0.957 1.006 0.963 0.939
15年 1.231 1.292 1.246 1.221
20年 1.37 1.439 1.394 1.372
20年超 1.48 1.563 1.528 1.508
  • 5年:0.016%低下
  • 10年:0.024%低下
  • 20年:0.022%低下
  • 20年超:0.02%低下

ソニー銀行がひと足早く、10月の住宅ローン金利を発表しました。

一般的に金利の発表はその月の1日に行われますが、ソニー銀行のみ少し早めの更新が行われます。翌月の金利動向を先に知ることができるので、他銀行で借り入れ予定の方もチェックしておくと良いですよ!

固定金利は、全体的に焼く0.02%の引き下げとなっています。

低下率が大きくありませんので、他銀行も同じように引き下げるかはわかりません。10月固定金利は、9月と同水準またはやや低下となりそうです。

フラット35は9月と同水準

10月のフラット35も、金利の変化がなさそうです。

【9月フラット35予想】

  • 20年以下フラット35:1.02%
  • 21年以上フラット35:1.08%
21年以上金利 手数料
楽天銀行(借り換え) 1.08% 借入額x0.756%
楽天銀行(新規) 1.08% 借入額x1.08%
ARUHI(頭金20%以上) 0.98% 借入額x2.16%
ARUHI(頭金20%未満) 1.08% 借入額x1.08%
住信SBIネット銀行 1.08% 借入額x1.08%

フラット35の最安金利をもつ銀行をピックアップしました。

金利が最も低いのがARUHIで、各社よりも0.1%低いARUHIスーパーフラットというプランが利用できます。ただし、自己資金が20%以上、借入期間が21年以上という条件がつきます。条件付きですが、これが国内で最も安く借りられるプランです。

自己資金をしっかりと準備している方は、金利が大きく下げられますのでARUHIがおすすめです!

一方で楽天銀行は、借り換えの方を対象に手数料を引き下げるプランを持ちます。借り換えを検討している方であれば、手数料が安い楽天銀行がすすめです!

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住宅ローンニュース・金利予想

続いては、住宅ローンに関するニュースを紹介していきます。

一見すると関係が無さそうなニュースでも、住宅ローンの金利に大きな影響をおよぼしていることも少なくありません。普段何となく見るニュースも、ちょっと違った観点からみてみると面白いかもしれませんよ!

  • 北朝鮮のミサイルで住宅ローン金利が低下!?
  • 住宅ローンは年内に申し込みが吉
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北朝鮮のミサイルで住宅ローン金利が低下!?

連日の北朝鮮ミサイル発射報道で、嫌気がさしている方も少なくないのではないでしょうか。戦争の道具であるミサイルの発射実験は非常に恐ろしいことで、なんとか平和的に解決してほしいものです。

ここでは、外交問題については一切触れず、住宅ローンへの間接的な影響について紹介していきます。

先ほども紹介しました、日本国債の金利推移グラフです。このグラフの動きを追っていくと、北朝鮮関連のニュースと連動していることがわかります。

日本国債は、安全資産として投資家から運用されています。金利は年利0.01%くらいですので、1万円分を買っても1年に1円しか利息がつきません。このため、資産的な価値はあまりありません。

一方で、国が発行する債権ですので、信頼性は非常に高いというメリットがあります。

例えば、リーマンショックなどの経済危機に直面すると、企業の発行する株券などは暴落するリスクがあります。最悪のケースでは、企業が倒産してしまえば、株券は文字どおり紙切れと化してしまいます。

しかし、国債は日本政府が発行するものですから、国が無くならない限り価値が失われることはありません。

このため、大きな経済ニュースがあると、リスクの高い株券が売られ、国債が大量に買われることになるのです。国債は買われると、金利が低下します。

ニュース 金利
8月21日 米韓軍事演習 低下
8月26日 北ミサイル実験 低下
8月29日 北核実験 低下
9月9日 北建国記念日 低下
9月10日~ 上昇

8月21日に、米韓軍事演習が実施されると、北朝鮮の反発・ミサイル実験の不安が広がり、国債の買い入れが進みました。

8月26日、29日に実際にミサイル・核実験が行われると、さらに国債が買い込まれ、一時マイナス圏内まで金利が落ち込んでいます。

ただ、実験が終わり緊張のピークが過ぎれば、運用効率の悪い国債は売られます。9月に入ると、一時的に金利が上昇しているところですね。

9月9日には北朝鮮の建国記念日が控えており、ミサイル実験への不安が高まり、再度低下していきます。しかし、蓋を開けてみると9日には攻撃的な声明文はだされたものの、軍事的な行動はなく、10日以降は国債の売りに転じました。

住宅ローンの金利は、国債の金利と連動していますから、北朝鮮の動向と住宅ローン金利は遠からず関連していると言えます。

やや不謹慎ではありますが、経済が低下し国債が買われると、結果的に住宅ローン金利も下がることになります。手放しで喜ぶべきものではありませんが、住宅ローンの借入時期という観点から言えば、チャンスともとれます。

住宅ローンは年内に申し込みが吉

住宅ローンの申し込みは、毎年1~3月に急増します。これは、日本の企業や学校が4月を区切りとしており、3月までに引っ越しをしたいと考える人が多いからですね。

この影響により様々な弊害が予想されますので、すでにマイホームの購入と住宅ローンの借入を決めている方は、年内に申し込みだけでも済ませておくことをおすすめします。

  • 手続き・レスポンスが遅れる
  • 審査がシビアになる
  • 引っ越し料金が上がる
  • 融資時期は後から選べる

1~3月は、通常の2倍以上の申し込みが殺到します。もちろん、銀行側も人員増加などの対策はとっていますが、どうしても通常よりも手続きやレスポンスが遅くなります。

サポート電話がなかなか繋がらなかったり、返信メールが遅れてしまうこともしばしばです。住宅ローンの手続きのために、役所や会社に書類を作ってもらう必要もありますから、ひとつ遅れがでるとスケジュールが大きく変わってしまうこともありえます。

さらに、審査がシビアになるという弊害もあります。とはいえ、審査の基準が上がるわけではなく、甘さがなくなると考えてください。銀行員もとても忙しくなる時期で、心の余裕もなくなってしまいます。

通常であればじっくり相談しながらなんとかクリアしていくところも、申し込みが殺到していれば、対応している時間がなかなか割けなくなります。どうしても、審査に通りそうな人が優先されてしまうことになります。

引越し料金は、時期によっても大きく差が出ます。最も高額になるのが3,4月で、11月に最も安くなります。3万円以上も差額がでますので、無視できませんよ。

また、3,4月は料金が高いだけではなく、予約も非常に難しくなります。土日しか休めないという方は、特に要注意です。

早めに住宅ローンを組んで、年内に引っ越しまで完了できれば、新しいマイホームでゆっくりと新年を迎えることもできますよ!

また、住宅ローンの金利は、申し込みの時期とは無関係です。融資実行したタイミングで、金利が確定します。

年内に申し込みだけすませて、来年に融資実行すれば、金利は来年のものとなります。

金利が安いタイミングを狙いたいという方は、申し込みだけ先に済ませておき、金利が安くなる時に融資実行できるように準備しておくと良いですね。

チェックポイント

変動金利は9月と同水準

チェックポイント

固定金利は微低下

チェックポイント

フラット35は9月と同水準

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