財形貯蓄の住宅ローンなら変動金利を使え!

財形貯蓄の条件

財形貯蓄とは

財形貯蓄とは「勤労者財産形成貯蓄」の略称で、、給料の中から一定額を毎月天引きし、積み立てを行う制度で、税金面の優遇や財形貯蓄者のみ利用できる住宅ローンもあります。毎月コツコツ貯金することで、確実に目標額までお金を貯めることができ、また信用性を積み立てることにもなるので、住宅ローンの審査に通りやすくなるのが大きなメリットです。一方で、所定の目的にしか利用できず、別の用途や期限前に引き下ろししてしまうと、優遇分の税金の支払いを行う必要があります。

毎月一定額を天引きするというシステム上、自営業者は加入することができず、公務員や民間企業に勤めるサラリーマン・会社員のみ利用できる制度です。ただし、中小企業などでは、財形貯蓄制度を導入していない場合もあるので、勤め先の確認が必要です。

財形貯蓄には3つの種類があります。

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一般財形貯蓄とは

一般財形貯蓄は、使用用途を決める必要がない代わりに、減税制度が適用されません。預金金利は普通預金と同程度のため、資産運用としての利用価値も低いです。一部の企業では、財形貯蓄を推奨するために「財形給付金(基金)制度」をもっている会社もあります。年間上限10万円として、7年ごとに受け取ることができ、所得税が優遇されます。ただし、財形貯蓄制度はあっても、給付金制度は持っていないという企業もあるので、勤務先と確認が必要です。

一般財形貯蓄は、税金優遇や金利優遇が無い上、1年間は引き下ろしができないなど、多くの制限もあるのであまり利用するメリットが無いと言われています。自分でお金を貯めるのが苦手という人は、給料天引き制度で貯金をするというのも良いかと思います。結婚資金や教育費の積み立てなど、将来に備えて貯金しておくことは大切です。

一般財形貯蓄の制限

  • 開始1年間は引き下ろしができない
  • 3年間は金融機関の変更が不可
  • 転職後は、2年以内であれば転職先で継続して積み立てが可能

年金財形貯蓄・住宅財形貯蓄とは

老後資金や住宅ローンなど、目的を決めてお金をためる財形貯蓄です。特定の目的以外ではお金の引き下ろしができなく、5年以上の預金が必要と、制限が厳しい代わりに、利息金利や所得税の優遇を受けられます。銀行預金の他に、保険や証券という形で貯蓄することも可能ですが、元本保証ではない金融商品もあるので、注意が必要です。どれを選べばいいのかよくわからないという人は銀行預金にしましょう。

  • 1人1契約のみ。ただし、一般財形との併用は可能。
  • 契約締結時に55歳未満であること
  • 5年以上の積み立て契約
  • 目的外・規定外の引き下ろし時は、優遇分の税金の支払いが必要

住宅財形貯蓄の住宅ローンプラン内容

  • 5年固定金利
  • 特定の条件で0.2%または0.4%金利優遇
  • 借入限度額4000万円
  • 住宅費の最高80%まで
  • 申込日を基準に金利を適用
  • 手数料が無料

財形住宅貯蓄で利用できる住宅ローンは、プラン内容があらかじめ決められています。一般の住宅ローンとは少しルールが違う部分もあるので、確認しておきましょう。

住宅財形貯蓄の住宅ローンでは、5年固定金利のみの利用となります。はじめの5年間は返済額が一定となりますが、6年目以降は5年ごとに金利と返済額の見直しが行われます。6年目以降は金利の優遇がされなくなるので、注意が必要です。

「中小企業勤労者貸付金利引下げ特例措置」
従業員300人以下の中小企業に勤めている場合、はじめの5年間0.2%の金利引き下げ優遇が受けられます。平成30年3月31日までの申し込みで適用されます。「子育て勤労者支援貸付金引下げ特例措置」との併用はできません。

「子育て勤労者支援貸付金引下げ特例措置」
18歳以下の子供を扶養している場合、はじめの5年間0.2%の金利引き下げ優遇が受けられます。平成30年3月31日までの申し込みで適用されます。「中小企業勤労者貸付金利引下げ特例措置」との併用はできません。

財形住宅貯蓄ローンでは融資限度額に注意が必要です。借入限度額は4000万円まで、また住宅購入費の80%までと制限されています。一般の住宅ローンであれば、収入に比例して融資額が増えますが、財形貯蓄では上限が決められているため、4000万円以上の融資が必要な場合は他の住宅ローンプランとの併用となります。また、一般の住宅ローンでは融資限度が90%の場合が多いですが、財形貯蓄では80%と、頭金の割合が大きいので注意が必要です。

一般の住宅ローンとのもう一つの大きな違いは、財形貯蓄は金利の適用日が申込日の金利となることです。一般的な住宅ローンではお金が振り込まれる融資実行日の金利が適用となります。申し込みから審査などで1ヶ月以上手続きの時間が必要な住宅ローンでは、正確にどの金利が適用されるのかわからないこともありますが、申込日を基準とする財形貯蓄の場合は、あらかじめ金利が確定するのは大きなメリットです。

住宅財形貯蓄ローンは、事務手数料が無料というのも強みの一つです。ネット銀行の場合、借入金額の2.16%の事務手数料がかかりますから、3000万円の借り入れの場合、64.8万の支払いとなります。これが無料となるのは非常に大きいです。

一部の企業では、財形貯蓄を推奨するために「利子補給制度」を設けている場合があります。利子補給とは、返済の一部を会社が負担してくれる制度です。利子補給の金額や条件などは、会社によって異なるため、勤務先に確認しましょう。

住宅財形貯蓄ローンと一般住宅ローンを比較

住宅財形の住宅ローンは、メリットが薄いというのが第一印象です。まず、5年固定金利しかプランがないというのがネックとなっています。そもそも5年間しか固定されずに、6年目以降は金利が変わってしまうというこのプランは、メリットがありません。5年固定を選ぶのであれば、金利の低い変動金利で借りた方がよっぽ安くなります。

2016年3月現在で住宅財形貯蓄ローンの5年固定金利は0.78%です。「中小企業勤労者貸付金利引下げ特例措置」や「子育て勤労者支援貸付金引下げ特例措置」によって0.2%の優遇が受けられれば、0.58%となりますが、6年目以降は特例措置がなくなります。一方、変動金利で人気が高い住信SBIネット銀行のプランでは、0.565%です。優遇がなくてこの水準のため、6年目以降も低金利のまま借りられます。

住宅財形貯蓄ローンの大きな強みである、事務手数料の無料によって、3000万円の借り入れをした場合、64.8万円の節約ができます。しかし、ネット銀行ではこれを上回るサービスプランがあります。住信SBIネット銀行では、住宅ローンの借り入れ条件となる団信と、8疾病の保険料が無料で利用できます。団信は自己負担で加入した場合、総額180万円相当(分割払い)になり、8疾病をつけるとさらに120万円(分割払い)の費用がかかります。合計300万円の節約となれば、事務手数料60万円とは比較になりません。

住宅財形貯蓄 住信SBIネット銀行
借入金額 3000万円 3000万円
期間 30年 30年
金利 0.58%(5年間)
0.78%(6年目以降)
0.565%
毎月返済額 90,813円(5年間)
93,053円(6年目以降)
90,614円
総返済額 33,364,557円 32,621,165円

5年目までの金利はほとんど同じですが、6年目以降金利が0.2%上がり、毎月の返済額が3000円ほどの差ができます。総返済額では743,392円と、70万円以上の差が開きます。住宅財形貯蓄ローンは事務手数料が無料のため、64.8万円の節約となりますが、住信SBIネット銀行では300万円相当の団信・8疾病が無料となり、差が開くばかりです。金額面ではネット銀行には勝てません。

また、融資限度額が4000万円まで、住宅費用の80%までという制限もあり、利便性でも劣っています。

十数年前は住宅財形貯蓄ローンは金利の低さという大きなメリットがありましたが、ネット銀行の登場によってそのメリットもほとんどなくなってしまいました。金利が低く、プランも充実したネット銀行で借りた方がお得です。住宅財形貯蓄のメリットを上げるのであれば、信用性が高く、審査に通りやすいという点でしょう。計画的に貯蓄をしているという実績を作れるため、金融機関からの信用を得られやすく、住宅ローンを借りやすくなります。

金利の安いネット銀行おすすめ住宅ローン

住宅財形貯蓄ローンは、お金が貯めやすく、比較的低金利で住宅ローンを借りられます。しかし、さらに安く住宅ローンを借りられるプランもあります。金利のお得なネット銀行の中でも、特に金利が低く、充実なプランを受けられる人気プランを紹介します。

【じぶん銀行】

じぶん銀行

変動金利 0.497 %
10年固定 0.5 %
事務手数料 借入額x2.16%

じぶん銀行は、三菱東京UFJ銀行とKDDIが共同で融資する、ネット銀行です。変動金利が業界トップの安さで、借り換えユーザーに人気の住宅ローンです。

さらに、がんと診断された時点で残ローンが半分になるがん1/2保障が無料でついてきます。住信SBIネット銀行の八疾病保障は対象が幅広いものの、適用条件が「就業不能状態」と非常にハードルが高いというデメリットがあります。一方でじぶん銀行のがん保障は「診断時」に即座に適用されます。

また、じぶん銀行は完全ネット完結型の住宅ローンで、契約書の捺印や郵送などの手間が一切ありません。手間の省略に加えて、収入印紙2万円なども節約できるのでとても嬉しいです。

  • 変動金利が業界最安値
  • がん1/2保障が無料
  • 完全ネット完結型!収入印紙2万円の節約も

じぶん銀行公式HP

【住信SBIネット銀行】

sbi_logo

変動金利 0.497 %
10年固定 0.56 %
事務手数料 借入額x2.16%

「金利の安さ」で人気が広がるネット銀行のなかでも特に注目されているのが住信SBIネット銀行です。最大の魅力は業界で1位・2位を争う金利の低さです。短期間で一気に返済するという人や、借り換えの人におすすめです。また住信SBIネット銀行のもうひとつの強みは「8疾病保障付団信が無料」です。住宅ローンの借り入れに必須の団信は総額170万円相当になりますが、住信SBIネット銀行であれば無料で利用できます。

  • 業界1位の低金利!
  • 170万円相当の8疾病保障付団信が無料!
  • 来店相談も可能。ネット銀行でも借り入れが安心。

住信SBIネット銀行銀行公式HP

【来店相談】
やはり住宅ローンは相談しながらじっくり決めたいという方は、お店で担当者と個別相談にのってもらうことができます。

新宿 秋葉原 大阪
名古屋 浜松 福岡

個別相談の申し込みはこちら

【イオン銀行】

イオン銀行

変動金利 0.57 %
10年固定 0.59 %
事務手数料 借入額x2.16%

イオン銀行は、変動金利がとても安く借りられ、借り換えにおすすめの住宅ローンです。イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオンカードがゴールドカードに昇格され、イオンでのお買い物が5%OFFになります。また旅行傷害保険の無料付与、全国のイオンラウンジの利用権が得られるという特典もつきます。

イオンでお買い物を良くされる方なら、生活費を抑えられるため、他の住宅ローンよりもかなりお得になります。核店舗にイオン銀行の店舗があり、相談やATM利用がしやすいのも嬉しいです。

  • 金利が低く、借り換えに最適
  • イオンのお買い物が5%OFF
  • 支店やATMが多くて便利

イオン銀行公式HP

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