ARUHI(アルヒ)スーパーフラットとは?メリット・デメリット

フラット35の専門店として有名なARUHIが、「ARUHIスーパーフラット」という新しいプランを発表しました。ARUHIスーパーフラットとは、どのようなプランなのでしょうか?メリットとデメリットを紹介していきます。
結論から言うと、プランの条件は厳しいものの、基準をクリアしていれば全ての銀行のフラット35の中で、一番おトクなプランとなります!
- フラット35業界で金利が一番安い
- 自己資金20%以上必要
- 手数料が2.2%とやや高め
ARUHIスーパーフラットの借入条件として、自己資金が20%以上あることとなっています。3000万円の物件であれば、600万円を頭金として準備しておくということです。
この条件をクリアすることで、通常よりも金利が0.2%安く借りることができます。
フラット35業界で金利が一番安い
ARUHIスーパーフラットの最大の魅力は、通常のフラット35よりも金利が0.2%低いことです!
ARUHIのフラット35は、通常プランでも業界内で最安値ですが、さらに0.2%下げることが出来るので、金利の安さは国内1位の低さとなります。
これまでは楽天銀行や住信SBIネット銀行などフラット35の安い銀行はいくつかあり、金利は肩を並べていましたが、ARUHIスーパーフラットは頭一つ抜ける形となっています。
金利 | |
ARUHIスーパーフラット | 1.0% |
ARUHIフラット35 | 1.2% |
他銀行フラット35 | 1.2% |
15年~35年の期間で利用可能
金利が安くてお得なARUHIスーパーフラットは、15年~35年の期間で利用可能です。
ただし、36~50年の超長期プランである、フラット50には対応していません。
フラット35Sとの併用が可能
ARUHIスーパーフラットは、フラット35Sとの併用が可能です。
フラット35Sとは、エコ住宅やバリアフリー住宅、耐震構造など特定の条件を備えた物件を購入する場合に利用できるプランです。
フラット35Sでは、借りはじめの10年間、金利が0.25%下がります。
3000万円のローンで35年返済と仮定すると、100万円以上の差額になりますよ!最近は耐震構造の住宅が増えていますから、よくわからない場合でもとりあえず確認してもらいましょう。
自己資金20%以上必要
ARUHIスーパーフラットの借入条件として、物件価格の20%以上の自己資金が必要となります。自己資金とは、一般的には頭金とも呼ばれます。
3000万円の物件を購入する場合ならば、600万円の頭金が必要となり、2400万円が借り入れの上限ということになります。
ちなみに、通常のフラット35の場合は、自己資金が10%以上です。10%未満でもフラット35を借りることができますが、金利が割高(約0.5%アップ)になってしまいます。
頭金をたくさん準備できる方であれば、金利を優遇してもらえるシステムなんですね。
自己資金 | 金利 | |
ARUHIスーパーフラット | 20%以上 | 1.0% |
フラット35 | 10%以上 | 1.2% |
フラット35 | 10%未満 | 1.7% |
その他の費用も忘れずに
マイホームの購入時には、物件価格だけを見ていてはいけません。不動産屋さんへの仲介料や、ローンを組む際の諸費用、登記費用、引越し費用、家具や家電の購入費用など、様々な費用がかかります。
もちろん、家を買ったら貯金がスッカラカンになってしまった、というのではいけません。マイホームの購入直後に車が突然壊れてしまったり、ケガで入院してしまうかもしれません。
引っ越し完了までに、合計でどれくらいの費用がかかるのか、事前に把握しておきましょう。
- ・ 新築一戸建て住宅を建てるのに必要な費用
- ・ 一戸建て分譲住宅を購入するのに必要な費用
- ・ 分譲マンションを購入するのに必要な費用
- ・ 中古住宅を購入するのに必要な費用
- ・ 住宅ローンの借り換えに必要な費用
手数料が2.2%とやや高め
住宅ローンを借りる際には、諸費用の存在を忘れてはいけません。諸費用が思っていたよりも高くて、頭金が想定よりも減ってしまうというケースは少なくありません。
ARUHIスーパーフラットの手数料は、2.2%(税込み)です。
通常のフラット35は1.1%ですから、少し割高の設定になっています。頭金をできるだけ増やしたい住宅ローンでは、手数料が高いのは大きなデメリットですね。
この点だけはARUHIさんちょっとケチ臭いな、と言わざるをえません。
手数料 | |
ARUHIスーパーフラット | 2.2% |
フラット35 | 1.1% |
ARUHIスーパーフラットは、単純にフラット35の金利が安いバージョンというわけではないのですね。
3000万円の借り入れをすると、2.2%では64.8万円の手数料となります。通常のフラット35では1.1%ですので、半額の32.4万円です。30万円の差額は無視できませんね。
借入額が大きいほど、差額は広がります。
借入額 | ARUHIスーパーフラット | フラット35 |
1500万円 | 32.4万円 | 16.2万円 |
2000万円 | 43.2万円 | 21.6万円 |
2500万円 | 54万円 | 27万円 |
3000万円 | 64.8万円 | 32.4万円 |
3500万円 | 75.6万円 | 37.8万円 |
4000万円 | 86.4万円 | 43.2万円 |
プランごとの総返済額を比較
0.1%ってどれくらいの差なんだろう?そんなに変わらないんじゃないか?と疑問に思う方もいるでしょう。ARUHIスーパーフラットと、通常のフラット35で借りた場合どれくらいの差ができるのか、シミュレーションしてみました。
3000万円の物件を、30年ローンで借りる想定で計算しました。頭金は、ARUHIスーパーフラットが20%、フラット35では10%とします。
スーパーフラット | フラット35 | |
借入額 | 2400万円 | 2700万円 |
金利 | 1.0% | 1.2% |
毎月返済額 | 77,193円 | 89,345円 |
手数料 | 51.84万円 | 29.16万円 |
総返済額 | 27,789,466円 | 32,164,127円 |
総返済額は、約437万円の差になります。頭金の300万円の差額を除くと、137万円の違いになります。手数料がARUHIスーパーフラットの方が22万円高いので、最終的な差額は115万円ほどです。
なんと100万円以上の差額になってしまいました。
頭金を多めに準備できれば、借入額も少なくなるので、金利の安さと相まって非常に大きな差が開く結果となりました。
毎月返済額も1万円以上も違いますので、借り入れ後の家計の負担も軽減されますね。
ちなみに自己資金が無く、100%ローンで借りるとすると、ARUHIスーパーフラットと比較して総返済額が1050万円も違います(金利1.7%と想定)。
頭金600万円の差額を引いても、450万円もの開きができます・・・!
自己資金が10%に満たない方は、購入時期を少し送らせて頭金を増やすことも検討してみてください。
長期返済ならフラット35
新しくマイホームを購入する人、固定金利で借り換えたいという方は、長期固定金利が安く借りられるフラット35がお勧めです。
目安として、20年以上の返済期間になる方は固定金利がおすすめです。
通常の住宅ローンの固定金利と比較すると、0.3~0.7%も金利が違います。固定金利は借りた際の金利がずっと続くため「いつ借りるか」が非常に大切です。マイナス金利の影響で、住宅ローン金利が下がっている今は、フラット35の借り入れがしやすい時期になっています!
ただし、フラット35では団信は任意加入のため、団信を利用する際は0.2%の金利上乗せとなります。八大疾病団信をつけるとさらに0.3%追加と、通常プランと変わらなくなってしまうこともあります。金利はもちろん、保証料、保険料、事務手数料などの総返済額でプランを決めましょう。
住宅ローンの金利の適用は、契約時ではなく融資が行われた月の金利です。上の図の場合、申し込みは1月にしていますが、融資が行われたのは2月なので、2月の金利が適用されます。住宅ローンは申し込み手続きや審査などで1ヶ月くらいはかかります。申し込みと手続きをできるだけ早く進めておきましょう!
【12月最新】フラット35おすすめBEST3!
15~20年 | 0.73 % |
21~35年 | 0.73 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
ARUHIはフラット35専門取扱い銀行として、全国シェアNO.1の銀行です。フラット35業界の中でもっとも古くから取り扱っていることから、確かなノウハウと充実したサポートが期待できます。10割融資やフラット50といった他の銀行ではないプランもあるため、状況に合わせた最適なプランを選択できます。
特に、自己資金の割合によって金利が大幅に安くなります。(ARUHIスーパーフラット)これは国内のフラット35では、最も安く借りれるプランです!※ARUHIスーパーフラットでは、事務手数料が2.2%
またARUHIは手続きが非常に速いことでも有名で、仮審査は最短で当日、本審査も最短3日と圧倒的です。フラット35の借り入れを検討している方であればまず申込みしておくべき銀行のひとつでしょう。
- フラット35シェアNO.1の人気と低金利
- 自己資金の割合により金利が低下!
- 豊富なプランとノウハウで安心のサポート
- 本審査が最短3日!圧倒的スピード手続き
15~20年 | 0.91 % |
21~35年 | 0.96 % |
事務手数料 | 借入額x1.1% 借入額x0.99%(借り換え) |
amazonと並ぶ日本最大のネット通販を運営する楽天が提供する住宅ローンです。ネット通販の価格の安さを住宅ローンにも持ち込み、業界最安金利で住宅ローンを借りれます。
楽天銀行は手数料が一番安いのもおすすめのポイントです!フラット35の借り換えを検討している人には最適な銀行でしょう。
さらに、契約後は楽天での買い物に追加ポイントがもらえたり、サービス優待がもらえるなど、他の銀行にはない特典がつきます。
- ネット銀行ならではの低金利
- 手数料が他銀行と比較して格段に安い
- 楽天ポイントアップや楽天グループのサービスで優待が受けられる特典が豊富
15~20年 | 0.91 % |
21~35年 | 0.96 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
住宅ローン業界で人気NO.1の住信SBIネット銀行が、新たにフラット35の提供を開始しました。ネット銀行というと、手続きが難しくて敷居が高い、名前の聞いたことのない銀行で不安だという印象もありますが、住友グループをバックボーンとする住信SBIネット銀行であれば安心です。
フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い住宅ローンプランであり、新規・借り換えともにおすすめです!
- フラット35取扱い銀行の中でもっとも金利が安い
- 住友グループのバックアップがあり借り入れが安心
- 通常プラン・フラット35ともに住宅ローン業界人気NO.1
短期返済・借り換えなら変動金利
変動金利は金利が安いのが魅力ですが、金利が上昇し、返済額が増えるリスクがあります。短期間で返済するという人や、借入金額が少ない借り換えの方であれば、金利の安い変動金利を利用して、お得に返済しましょう。目安として、20年以内に返済できる方は変動金利がおすすめです。
三菱UFJ銀行の変動金利の変動金利のように金利に幅のある銀行や、3年固定、5年固定、10年固定のような短期間の固定金利は避けましょう。固定期間が終了すると、通常の金利よりも割高な金利が適用されます。
変動金利を借りるなら、金利が安くサービスの充実しているネット銀行がおすすめです。
【12月最新】変動金利おすすめBEST3!
変動(新規) | 0.447 % |
変動(借り換え) | 0.418 % |
10年固定 | 0.75 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
「金利の安さ」で人気が広がるネット銀行のなかでも特に注目されているのが住信SBIネット銀行です。最大の魅力は業界で1位の金利の低さです!短期間で一気に返済するという人や、借り換えの人におすすめです。
また住信SBIネット銀行のもうひとつの強みは「全疾病保障付団信が無料」です。住宅ローンの借り入れに必須の団信は総額170万円相当になりますが、住信SBIネット銀行であれば無料で利用できます。
- 業界1位の低金利!0.447 %!
- 170万円相当の全疾病保障付団信が無料!
- 来店相談も可能。ネット銀行でも借り入れが安心。
【来店相談】
やはり住宅ローンは相談しながらじっくり決めたいという方は、お店で担当者と個別相談にのってもらうことができます。
大宮 | 新宿 | 秋葉原 | 大阪 |
横浜 | 名古屋 | 浜松 | 福岡 |
変動(新規) | 0.457 % |
変動(借り換え) | 0.457 % |
10年固定 | 0.57 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同で融資する、ネット銀行です。変動金利が業界トップの安さで、借り換えユーザーに人気の住宅ローンです。
さらに、がんと診断された時点で残ローンが半分になるがん1/2保障が無料でついてきます。住信SBIネット銀行の全疾病保障は対象が幅広いものの、適用条件が「就業不能状態」と非常にハードルが高いというデメリットがあります。一方でじぶん銀行のがん保障は「診断時」に即座に適用されます。
また、じぶん銀行は完全ネット完結型の住宅ローンで、契約書の捺印や郵送などの手間が一切ありません。手間の省略に加えて、収入印紙2万円なども節約できるのでとても嬉しいです。
- 変動金利が業界最安値
- がん1/2保障が無料
- 完全ネット完結型!収入印紙2万円の節約も
変動(新規) | 0.52 % |
変動(借り換え) | 0.47 % |
10年固定 | 0.65 % |
事務手数料 | 借入額x2.2% |
イオン銀行は、変動金利がとても安く借りられ、借り換えにおすすめの住宅ローンです。イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオンカードがゴールドカードに昇格され、イオンでのお買い物が5%OFFになります。また旅行傷害保険の無料付与、全国のイオンラウンジの利用権が得られるという特典もつきます。
イオンでお買い物を頻繁にされる方なら、生活費を抑えられるため、他の住宅ローンよりもかなりお得になります。各店舗にイオン銀行の店舗があり、相談やATM利用がしやすいのも嬉しいです。
- 金利が低く、借り換えに最適
- イオンのお買い物が5%OFF
- 支店やATMが多くて便利

通常のフラット35よりも0.1%金利が安い

頭金が物件価格の20%必要

手数料が2.2%と割高