ネット銀行は本当に安い?実際に住宅ローン借り換えてみた!【体験談】

借り換えしてみた

今回は、筆者の兄夫婦が借りていた住宅ローンを実際に借り換えした際のプラン例をご紹介していきます。百聞は一見に如かず、実際に借り換えしてみてわかることは沢山ありました。

これから借り換えを検討している方の参考になればと思います。

兄夫婦がマイホームの購入をしたのが、2000年のことでした。

当時は当然ですがスマホなんて影も形もありません。インターネットもダイヤルアップ接続で、インターネット普及率はわずか16%ほどしかありませんでした。ネット銀行もまだ生まれていませんでしたし、そもそも兄夫婦はパソコンにうとくて、インターネットが実家にはありませんでした。

マイホームを建てる際には、不動産屋さんが紹介してくれる住宅ローンに申し込むか(提携ローン)、地元の地方銀行でお世話してもらうというのが一般的でした。

スポンサーリンク

こんなに高金利で借りていた!

借入額 2500万円
頭金 600万円
返済期間 25年
金利1(10年間) 3.6%
金利2(11年目~) 5.5%

兄夫婦の返済プランを確認したときに、あまりの金利の高さに驚きました。

2500万円の借り入れで25年返済、はじめの10年間は金利3.6%、11年目からは5.5%です。

  • バブル崩壊から10年
  • 地方銀行は高い
  • 固定金利は高い

現在と比較すると、驚くほど金利が高いです。これには3つの理由があります。

まず、バブルがはじけた1990年ごろからまだ10年ほどしか経っておらず、まだまだ金利は高かったのです。リーマンショックも起こる前でしたから、現在と比較すると高金利でした。

2つ目の理由は、現在でも同じですが、地方銀行は金利がやや高めです。インターネットもなく、住宅ローンの選択肢もそれほど多くありませんでした。ほとんどの人が不動産屋の紹介する提携ローンか、地元の地方銀行で借りていました。

住宅ローン業界は現在よりも競争が激しくなかったので、金利も高かったのです。

また、固定金利で借りたのも高金利になってしまった要因です。当時は金利が低下傾向だったため、変動金利や10年固定が人気でしたが、安全をとって全期間固定プランにしたそうです。結果的にはこの20年で金利がガクンと落ちてしまったので、損することになってしまいました。

借り換えで300万円の節約

借り換えしたのが2015年のことです。もっと早く借り換えしておけば良かったのですが、後の祭りですね。

返済期間は残り10年でしたが、金利差が大きかったころもあり、200万円以上の節約に成功しました。

初期プラン 借り換え
借入額 2500万円 2500万円
ボーナス分 800万円 800万円
返済期間 25年 25年
金利1(10年間) 3.6% 3.6%
金利2(11~15年目) 5.5% 5.5%
金利3(16年目~) 0.8%

借入額は2500万円で、25年返済プランでした。借入額の800万円分を、年2回のボーナス払いで支払っていました。1回のボーナス払いは25万円ほどです。

金利は、はじめの10年間は3.6%、11年目から5.5%となりました。

16年目に借り換えし、残りの10年間は0.8%の変動金利プランに切り替えました。金利差4.7%の大幅な節約ができます。変動金利は、金利が上がるリスクもありますが、もとの5.5%よりは確実にお得になります。

返済期間が残り10年というのも、変動金利にした理由のひとつです。返済期間が15年以上残っていれば、固定金利の方が安心かもしれません。

初期プラン 借り換え
~10年目 毎月 86,020円
ボーナス分 244,000円
11~15年目 毎月 97,645円
ボーナス分 277,444円
16年目~ 毎月 97,645円 78,043円
ボーナス分 277,444円 220,220円
総返済額 41,101,933円 37,605,033円

はじめの10年間は、毎月8.6万円、ボーナス1回あたり24.4万円を年2回支払っていました。

11年目からは金利が5.5%に上がったため、毎月返済額が約1万円上がり9.7万円に、ボーナス払いは27.7万円になりました。年間では約20万円もの負担増です。非常に厳しいですね。

そこで、プランの見直しをし16年目に借り換えをすることにしました。

16年目からは金利が0.8%の変動金利に借り換えし、毎月返済額が7.8万円、ボーナス払いは22万円に抑えることができました。

借り換えをしなかった場合と比較すると、総返済額では3,496,900円も差ができました。借り換えの費用を差し引いても、300万円以上の節約に成功しました。

現在はまだ築15年ほどと新しいマイホームですが、これから壁の塗り替えや配管の老朽化など、修理費も必要となってきます。300万円分の余裕ができたことで、将来への備えも十分にできそうです。

借り換えで得する人とは?

2000年前後に住宅ローンの借り入れをした方は、筆者の兄夫婦と同じようなプランで組んでいる方も多いのではないでしょうか?

現在の金利と比較すると、非常に高い金利で借りている可能性は高く、住宅ローンの借り換えで返済額を節約することができます。

ただし、借り換えには、手続きのため数十万円の費用が必要となります。諸費用を含めて、お得になるか見極める必要があります。

借り換え後総返済額+借り換え諸費用 : 現プラン総返済額

借り換えでお得になるケースの目安です。

  • 金利差1%以上
  • 残ローン1000万円以上
  • 2010年以前に借りた方

金利差1%以上

金利差が大きいほど、節約できる可能性が高まります。金利差1%以上あれば、借り換えで大きなメリットを得られるでしょう。

残ローンが多く、返済期間が長い場合は、0.5%ほどの金利差でもお得になるケースもあります。実際にどれくらいお得になるか、計算して検討してください。

残ローン1000万円以上

借り換えの目安として、残ローンが1000万円以上あるか確認してください。

残ローンがあまりなければ、現プランのままで繰り上げ返済した方が手っ取り早いです。借り換えには費用がかかることに加えて、書類を集めたり審査を受けるなど、かなり手間がかかります。

せっかくの休日を返上してまで借り換えするメリットがあるか見極めましょう。

もし借り換えであまり大きな節約ができなさそうであれば、現在の銀行と交渉するという方法もあります。近年、住宅ローン金利が下がっているのは銀行側も承知なので、プランの金利があまりに高い場合は、少し引き下げてくれることもあります。

銀行にとっては借り換えでお客さんを逃してしまうよりは、少し金利を下げて返済してもらった方がお得だからです。

2010年以前に借りた方

2010年以前に住宅ローンを借りた方は、一度プランの見直しをおすすめします。

5年もたてば金利の相場はガラリと変わってしまいますから、当時はお得だったプランも現在のものと比較すると割高になってしまってる可能性が高いです。

近年は住宅ローンが継続して下がり続けており、借り入れてから年数が経っている方ほど、借り換えで大きなメリットを得られます。

住宅ローンは借りたら後は返すだけ、とあまり管理をしない人が多いのですが、5年ごとくらいに住宅ローンの見直しをするべきです。

チェックポイント

ネット銀行は金利・手数料が非常に安い

チェックポイント

住宅ローンの借り換えで数百万円の節約も可能!

チェックポイント

2010年以前に借りた方は借り換えを検討しましょう

住宅ローン人気ランキング

住宅ローン人気ランキング

スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。